仏壇の前においてある「マッチ」
線香やローソクに火を付けるとき使用しています。写真は我が家で使用しているマッチです。
便利なものです。
さて、このマッチ、いつ頃発明されたのでしょう。
気になって調べてみました。
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マッチを日常的に使用しているという人は、現代ではあまり多くないかもしれません。
マッチはいったいいつごろ発明されたのでしょうか?まずはマッチが誕生した歴史を紐解いていきましょう。
マッチの誕生
マッチが誕生したのは、19世紀のイギリスにおいてでした。1827年、イギリスの薬剤師であった
ジョン・ウォーカーという人物が、頭薬に「塩素酸カリウム」と「硫化アンチモン」という化学物質を使用し
摩擦によって発火する「摩擦マッチ」を考案しました。
それまで火をつけるという行為が容易でなかった時代において、こするだけで火を起こすことができる
マッチの誕生は大きなセンセーションとなりました。
黄リンマッチの発明
ジョン・ウォーカー氏によって考案され販売されはじめたマッチですが、このタイプは火付きがあまり良く
なかったといわれています。これを改良する形で考案されたのが「黄リンマッチ」で、1831年にフランス
のシャルル・ソーリアという人物が発明しました。
これは、頭薬の部分に発火しやすい「黄リン」を用いることでより発火性を高めたもので、
どこでこすっても簡単に火がつくマッチとして大人気を博しました。以後のマッチの主流は、この黄リンマッチ
となっていきます。が、これは毒性が強く後に製造中止になったそうです。
日本では、1876年に国産初のマッチが製造されました。
日本のマッチ工業の祖とされる清水誠がフランスで製造技術を修得し、東京で新燧社(しんすいしゃ)
を設立し、マッチの製造を始めたのです。 その後、輸出にも成功するなどマッチ製造は発展し、
マッチは人々の生活になくてはならないものとなっていったのです。
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へ~~~!
しかし、素晴らしい発明ですよね。マッチが発明される以前「火」はどのようにしてつけられて
いたのかしら・・・・私が生まれる70年も前からマッチってあったのですね!
これはブックマッチと呼ばれたもの
今では誠造中止になっているとか。飲食店などの宣伝用に製造されていましたが・・・
マッチ箱に印刷されていたレトロなデザイン
楽天・・・等の通販で買えるそうですよ。
今、マッチを備えている家庭は
あまり多くはないかもしれませんね!
本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・
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