これは「一閑張りの」籠バッグ!
交野市の教室の「M」さんからいただきました。
全員に一個ずつ・・・同じものは二つと無い・・・あみだくじで・・・私は何とこのバッグが当たりました。
手がこんでます・・・有難うございました。感謝感激です。
火曜日、絵文のお稽古の後・・・Mさんから「一閑張りの」手ほどきを頂きました。
手順は下記に
*ざるなどに、薄く溶いたのりをたっぷり塗り・・・その上に半紙などの紙を空気の入らないように貼ります。
*「しっかり乾かします」・・・ここまでは下張りです。
+その上から好みの和紙(色がついいていてもかまいません)を重ねて張り・・・しっかり乾かします。
*そして「柿渋」を塗り・・・乾いては塗る・・・を5~6回繰り返します。
*最後に「着物の一部」「自分で描いた絵や書」を張ってラッカーをかけます。
書けば簡単ですが・・・結構日数と手間のかかる仕事です。
でも、できあがりの見事さを考えると・・・その作業さえも楽しいですよねえ!
さて、この一閑張りの由来を少し。
創始者・・・は飛来一閑(ひきいっかん)
寛永の頃、日本に亡命した明人だそうです。後、利休の孫の宗旦からの注文を受けるようになり。
千家お抱えの細工師になったと言うことです。当代さんは16代・・・女性当主であるとか・・・
長い歴史のある「一閑張り」この情趣ある細工もの・・・出来れば習得したいのです。
絵文の書き損じが「山」のように出来ますから・・・良いところだけを取って
お友達にプレゼント・・・何と気が利いた・・・なんてねぇ~~!
最後にもう一ヶ・・・「M」さんから頂いたかごバッグを・・・
長くなりました・・・皆様ご訪問有難うございました