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中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 404 和の文化

2013年08月31日 11時44分23秒 | 日記
      
   昨日から千代紙遊びをしています。

   見出しの写真は、チップ入れ。外国のホテルなどではチップが付きもの。で、千代紙を折って中に小銭を入れ。
   枕の下に入れておきます(^-^)・・・風流・・・自己満足?(^-^)

   千代紙・・・正方形の四角い紙・・・いつごろこんな風流な名前がつけられたのでしょうか?
   調べてみました。
   
   
   千代紙。正方形の日本の 伝統的な模様や紋 が入っているものを指す場合が多く、
   特に 和紙で作られたものを を千代紙と呼ぶのだそうです。

   千代紙は、一般的に折り紙と同様の呼ばれ方をする場合も多いのですが、
   現代では特に洋紙で作られている正方形の模様が入った紙を「折り紙」
   和紙で作られているものを「千代紙」と、呼び分けられているそうです・・・なるほど!納得!
 
   で、その「千代紙」という呼称は、千代姫という女性名から採ったとも、
   千代田城とも呼ばれた江戸城の大奥で好まれたからとも、いわれるとのことでした・・勉強になりました。

   
   これは匂い袋。やはり千代紙を切って折り込み、組み合わせた入れ物に。
   着物用の「お香」を入れて「お便りなどに」同封します。生徒さんから教えて頂きました。風流・・・(^-^)
   
   最後に扇子です!
   藤の花を描いて、仕立てて頂きました。
   夏の必需品・・・女性の嗜みです・・・おおげさ?(^-^)
   

   日本っていいなあ!
   そんな今日でした・・・
   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・・


Vol. 403 茶道・月点前のお稽古

2013年08月27日 11時04分51秒 | 茶道
   

   今月は第一木曜日のお稽古に参加させて頂いただいただけで・・・あっという間に八月最後のお稽古日となりました。

   床には「塞翁が馬」の色紙。
   お花は「時のもの」
   

   床の言葉は「人間万事塞翁が馬」の故事にによるもの。わたくしこの言葉がすきなんです!

  【意味は】
   人生における幸不幸は予測しがたいということ。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、
   安易に喜んだり悲しんだりするべきではない。というたとえだということなんですね。

  【故事は】
   昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁)の馬が、
   胡の地方に逃げ、人々が気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。
   やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。
   人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。
   すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。
   人々がそれを見舞うと、老人は「これが幸福の基になるだろう」と言った。
   一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。
   しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだという故事に基づく。

   単に「塞翁が馬」ともいうそうで、「人間」は「じんかん」とも読むそうです。 
                      *******はい!勿論コピペです
   
     ↓写真は同門の「T・F」さんからお借りしました。
   
   今日は「茶箱」・・・写真は箱から全ての道具を出し終えたところです。
   必要な道具を全て「茶箱」の中に仕組んで・・・おもに「野外・野」でするお点前のお稽古でした。
   箱点前には「雪」「月」「花」「色紙点て」・・・と四種のお点前があります。

   今回は秋にちなんで「月」点前のお稽古です。
   終わるまで40分近くかかるんです(^-^;)・・・覚えられません~!

   この風情あるお点前
   10月5~6日に開催される「船場祭り」でのお茶席で披露されます。
   お近くの皆様是非お出かけを~~~!わたくしもお手伝いさせて頂いております!
   
   そんなお稽古の一日でした・・・どうしても半日以上はかかります~!
   
   余談ですが藤本義一さんの著書に『人間万事塞翁が丙午』という面白いタイトルの小説があります。
   まだ、読んでいないのですが・・・どんな内容なんでしょうね!
   少々気になるタイトルです。

   そんな今日でした。
   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・

Vol. 402 風吹けども動ぜず

2013年08月25日 21時12分11秒 | 日記
     

   沢山の扇子が出来上がって来ました・・・仕分けに苦労しました。
   扇子ですから、広げないと「絵柄」が分かりません。
   その上、鉄線・朝顔・・・・など季節柄同じような作品が重なっています・・・

   ・・・作品には「雅印」を押してね・・と、お願いしておいたのですが。
   殆どのかたが「雅印」を押していません・・・
   確かに出来上がってから押してもいいよとは言いましたが・・・多すぎます。

   印がないと出来上がった時どなたの物か判断つきかねます・・・

   受け取った時点で「お名前と作品の特徴」は控えてあります。
   それを頼りに何とか仕分けましたが・・・鉄線の三名の判断がつきかねます。

   扇子を作りませんか、と提案したときにも。大方は喜んでくださったのですが。中には!
   *「描きたくない」人もいたり。
   *自分の下手な絵の扇子なんか持ってもしかたないって言う人もいたり。
                           日頃のお稽古はなんのため????
   *練習してたら用紙がなくなったので持って来てください・・・自宅まで・・・って人もいたり。
   *提出期限を守れない人もいたり。
     ばらばら出されたら遠くの画材屋まで持っていくの大変よ!例えついでがあってもです。
   
   でも、そんななか、熱心に電話でご相談を頂いたり、
   提出日にお休みだった方がわざわざお届けくださったり。
   喜んで「8本」も作った方もいてくれて・・・
   そんな方々に「救われている先生です」

   何かを成そうとするとき、人というものがよく分かりますよね!

   このことに限らず、何があろうとも心だけは「平穏」に「動ぜず」にありたいものと
   思った今日でした・・・・修行はつづくのです!

   

   ソロソロ、秋の七草のひとつ「葛」が咲き始めますね。
   見た目より「絵」にした方が・・・様になる「葛」です。

   そんな今日でした。
   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・

   
   
   

   

   

   
   

Vol. 401 今日も心広々と

2013年08月21日 11時42分05秒 | 日記
   
      ベランダからの空


   可もなく不可もなく
   この言葉は「悪くもないが、とりわけ注目すべき点もない」
   と解釈されているようですが、本来はそのような意味ではないのだそうです。

   言語は「論語」より!
   「チャレンジしてみる前から、これは良い結果をもたらす。いや、何の役にも立たない。などと考えてはいけない。」

   「まずやってみればいいのだ」 と、いうのが本来の意味なんだそうです。

   やってみなければわからないこと。。。沢山ありますよね!
   初めから「成功するか、失敗するか」「損するか、得するか」  
   などと考えないで・・・・・・淡として雲のごとくに
   
   やってみて結果が出てから(良くも悪くも)次の事を考えよう・・・ゆったりと!

   最近夫は水彩画の教室に通い始めました。
   良い先生との出逢いがあったのですね・・・求めよさらば与えられん・・・探していたから見つかった(笑)
   毎日デッサンしています・・・「これでどう?」描けたら意見を求めに来ます(笑)

   長い仕事人生を終えて、心に余裕が・・・・・・お疲れ様でした!
   残りの人生を数えるのでなく。
   新しい出逢い、新しい友人との絆を深めて欲しいと願っています「フレッシュマンとして」・・・応援してるよ!

   

   私のモットー「一歩がだめなら半歩からでもいいよ」  夫も似てきた(^-^)

   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・

Vol. 400 人助け・・・!

2013年08月19日 19時57分35秒 | 日記
   
    長月を咲きつぐ  花に  ときめいています

   
   秋をはこぶ風に  耳をすませば  足音たかく


   今日は9月のお手本を2枚仕上げました・・・手本の多さより・・・一枚一枚を丁寧に仕上げる。
   このことの方が、大切・重要・・・かもしれない。
   お稽古法に迷うこの頃です。

  
   さて。今日は「カーブス」・・・女性専用の「体操教室」の体験レッスンに行ってきました。
   一回30分。様々な運動器具を使っての筋力アップ!
   最後に全身のストレッチをして終わります。

   時間は自分の都合に、運動は自分の力合わせて出来るのでわたくし向きかも!
   とりあえず、一週間無料体験レッスンの予約をしました・・・
   これ以上体力を落とさないためにも・・・何かしなくては(笑)

   で、一汗流して外に出ると、若いママちゃんが「タクシーが拾えない」とうろたえています。
   事情を尋ねると「赤ちゃんが、たばこの吸い殻を食べてしまった」とのこと!
   「いいよ!病院まで乗ってて・・・」

   で、ひとっ走り・・・吹田市民病院まで・・・!」
   道々事情を聞くと「三歳のお兄ちゃんが、食べさせてしまった・・・・」のだそう!
   人、一人を一人前にするまでの苦労はなみなみならぬものが・・・

   病院の受付までご一緒。自販機でカルピスを買って手渡し。「大事ないことを祈って」
   お別れしました・・・赤ちゃんの落ち着いた様子から・・・きっと大丈夫!

   なんですか・・・よいことしたような気になりました。
   

   斜視の検査で何度か来院したことがあったので、勝手知ったる・・・吹田市民病院!
   お役に立てて良かった!

   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・

   
   


   
   

   

Vol. 399 白雲自ら去来す

2013年08月18日 20時42分58秒 | 日記
   
   ベランダから見える夏の空! 行く雲を目にするとき、いつも思い出す言葉があります。  

   「白雲自ら去来す・・・はくうん みずから きょらいす」

   茶席によく掛けられている禅語です。
   至らぬところの多くあるわたくしに「いつも語りかけ、諭してくれる。禅語!」
   禅の諭しが基になっている「茶道」・・・その精神性に深く惹かれるのは私だけにあらず・・・かと!

   物事は、待っているときは、なかなか来ない。
    でも、目の前にある仕事(これは例え)に全力投球していれば、
                いつの間にか、幸運が近づいてくる。


   簡単にいえばそんな意味かと!
   
   そしてもう一つ!
   与えられた幸運を、全て受け取ってはいけません。自分にとって必要な分だけを受けとり 
   必要のないものは返しましょう・・・・
   もし、全てを受け取ってしまったら、その後、真面目に努力するのが馬鹿らしくなりはしないか?

   「福受け尽くす可からず・・・ふくうけつくすべからず」

   何処までも深い意味のある禅語です!

   わたくしの幸運は「風が雲を運ぶように・・・」何処からか運ばれてきたもの。
   次はわたくしが、風になって「誰かに」幸運をお届け出来るように・・・
   独り占めしてはいけないのです・・・!

   

   昨日はブログ開設以来「最高の」アクセスを頂きました。
   ご訪問頂いた皆様に心からの御礼を・・・有難うございました・・・・・・

Vol. 398 明珠掌に在り

2013年08月17日 20時24分48秒 | 日記
      

    明珠掌に在り・・・めいじゅたなごころにあり。

    You have a tresure in your hands by nature.  英訳すると

    人は見失いがちだが、一番大切なものは、身近なところにある。
    
    という禅の教え。わかりやすい教えです。
    いつも隣にある幸せに気づくことができたら、心は充実感と安心感にみたされるはず!
   
    今日は静にして、ご先祖様に感謝の一日といたしました!

   

    絵文を一番楽しんでいるのはわたくし!
    自分の楽しんでいるものを人様につたえる・・・これ以上に楽しいことが他にあるでしょうか?
    
    今日も良き日の 

    皆様ご訪問有難うございました・・・・・・

   

   

Vol. 397 HPは虫の音と共に

2013年08月16日 11時38分31秒 | 日記
   
   何度もアップすみません。
   本日、画像の解像度も上げて「クリック拡大も」大きく見やすく編集!
   内容は変わりませんがお暇な時「チェック」お願い致します。
   http://shikinoebumi.web.fc2.com/
   
   さて、日中の暑さはさておき
   草むらをひっそり使う「秋虫」達の声が、夜を満たし始めました。
   小学校唱歌に・・こんな歌がありましたね!

   題名「虫の声」

    あれ松虫が 鳴いている
      ちんちろちんちろ ちんちろりん
 
     あれ鈴虫も 鳴き出した
       りんりんりんりん りいんりん
         秋の夜長を 鳴き通す
           ああおもしろい 虫のこえ
  
    きりきりきりきり こおろぎや(きりぎりす)
      がちゃがちゃ がちゃがちゃ くつわ虫

     あとから馬おい おいついて
       ちょんちょんちょんちょん すいっちょん
         秋の夜長を 鳴き通す
            ああおもしろい 虫のこえ
                 ****************
   
   ところでこれらの鳴く虫たちの「本当の姿」ご存じでしょうか?
   ちょっと調べてみました。

   松虫
   

   鈴虫
   
   
   コオロギ
   

   クツワムシ
   

   うまおい
   

   鳴く虫たち,それぞれの「姿」よく似てますね。
   色も茶か緑・・・・これらは枯葉色、草の色・・・保護色なんでしょうか!
   
   子供の頃から気になっていたこと解決しましたよ!
   田舎っ子でしたが、定かに見たことはありませんでした!

   さて最後にカネタタキ・・・たからかに鳴いて今夜も一人舞台!
   昨年辺りから「良く耳にするようになりました」
   

   空には半月・・・秋色を帯びていました・・・気のせいかな(^-^;)
   HP思い出の1ページは虫の音と共に・・・これからもレベルアップ頑張ります!

   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・
   

Vol. 396 扇子・発明は日本で!

2013年08月15日 19時31分11秒 | 日記
    
   「扇」という漢字は本来軽い扉のことを意味し、そこから転じてうちわのことを言うようになったそうです。
   うちわは紀元前の中国で用いられたという記録があるそうですが。
   古代エジプトの壁画にも、王の脇に巨大な羽根うちわを掲げた従者が侍っている図があるとか。
   日本では利田遺跡(佐賀県)において、うちわの柄が出土した例があるとのこと。

   このようにうちわは文明発祥時から存在するのですが、木の薄板を重ねたり、
   また紙を折りたたんで製作する「扇」は日本で発明されたものであるということです。

   
   作り方を簡単アップ!
   完成までにはもっと多くの工程を経るのでしょう!
   完成までに「40日」かかるとのこと!ですから!

   仇やおろそかに出来ませんね・・・手仕事のありがたさ!温もり!
   

   扇子に仕立てて頂こうと、描いた「葡萄」の絵柄。
   少し大きすぎ?かな?暑苦しいかもしれません。この仕上がり具合を参考にして
   11月の日仏文化交流展までに、もう2~3本。。。用意致しましょう・・・!

   さて、今日はパスポートを受け取りに参りました。
      

   ICチップが埋め込まれているんですね。
   如何に遅れていますことか・・・と、変に感心しつつ・・・梅田を通り過ごして
   さっさと帰宅・・・・高校野球が気になりまして・・・夫は「甲子園」に参りました・・・

   そんな今日でした。
   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・
   

Vol. 395 夏の風物詩

2013年08月10日 20時35分32秒 | 日記
   
   夜空を焦がす打ち上げ花火!お腹に響く打ち上げの音にも歴史を感じませんか? 
   花火は華火・・とも書くそうですが
   今夜も何処からか『花火の』音がひっきりなしに響いてきます。
   そうそう今日は淀川花火大会!
 
   夏の夜、老若男女・・・夜空を見上げて一晩の饗宴を楽しんでいることでしょう!!!!
   
   さて、その花火!作り方を調べてみました。
   
   花火はこんな風に作るそうです。危険と隣り合わせ。花火師さんは一年中制作に携わっているとか。
   
   あの美しい色。現在は化学薬品が主流だそうですが。発祥は「中国」なんですね!

   個人的には線香花火が一番好きです!
   パッと咲いてパッと散る!はかない(^-^)
   

   さて夏の風物詩もう一つ
   *かき氷!
   
   史実上かき氷の記録は平安時代に清少納言の『枕草子』「あてなるもの」(上品なもの、良いもの)の段に、
   金属製の器に氷を刃物で削った削り氷(けずりひ、文中では「けつりひ」)
   に蔓草の一種である甘葛(あまかづら・あまづら、蔦の樹液または甘茶蔓の茎の汁)をかけたとして
   「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」と記述されている。
                  ****以上コピペです!

   一般に広まったのは「明治中期」
   削氷機が考案されてからだそうですが。
   随分大昔からあったのですねえ・・・・
   子供の頃「縁日」でいただくのが楽しみで。こんなに冷たくて美味しいものは無い!

   写真の『氷』と書かれた旗が揚がると、夏が来たなあと子供心に思ったものでした。

   今日は夏の風物詩簡単アップ!
   注*写真は借り物です!
   
   皆様ご訪問有難うございました。