今年も時を違わず「彼岸花」が顔を見せ始めました。
今年の夏の異常な暑さにもめげず・・・健気ですよね。
彼岸花。葉は春先に芽吹きます水仙の葉に似ています。
やがて夏に枯れ、やがて9月半ば頃「緑の茎」がニョキニョキ!
ソノ茎の先に花を付けるのです。
葉は咲く花を見ることは無く、花も葉を知らないのです。
よって、花知らず、葉知らず・・・面白いですね!
●ところで彼岸花は何故田の畦道に咲くのでしょう?
それは、根っこに毒があるからですね。
モグラやノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、
毒性のある球根を植えることで防ぐため。
また、根茎が強いため、畦の作りが強くなる
そんな訳で畦道に植えられたんですね。
●さて、知らなかった事。
彼岸花は学名なんだそうですね。
学名からリコリス・ラジアータとも呼ばれるそうですが。
またこの花は「マンジュシャゲ」または
「マンジュシャカ←サンスクリット語」とも呼ばれるのですが
↑
天界に咲く花という意味なんだそうです。赤く美しく・・・
●彼岸花を別名「曼珠沙華」と呼ぶことは子どもの頃から知っていましたが
【曼珠沙華】と書いてマンジュシャカ・・とも読む。これは
山口百恵さんの「歌」で初めて知りました。
『曼珠沙華』作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 歌:山口百恵
阿木陽子さん・・・って、素晴らしい作詞家だと、あらためて感心!
●彼岸花は北海道から、琉球列島まで、日本中に広く分布しているのですが
元は中国からもたらされたと言うことです。
●最近は改良品種として「赤だけでなく」「黄」「白」「ピンク」も見られるとか。
●彼岸花の名所・・・で検索すると・・・日本中の名所が表示されます。
赤という圧倒的な美しさ!に出会ってみたいなあ!
来年の訪問地の一つにに加えておきたいと思います!
本日ご訪問下さいました皆様有難うございました・・・
写真はすべてお借りしました