中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 804 蕗の薹の「薹」ってなんのこと?

2017年03月21日 20時00分43秒 | 日記
   
   心ある方がお届けくださった「春の使者」・・・蕗の薹が一杯!
   3月半ばともなれば「葉を割って、花が咲き始めるんですね」

   ところで蕗の薹の「薹」ってどういう意味?
 
   それは
   蕗の花茎のことをさして言うのだそうです。
   つまり花の「茎・くき」の事ですね。
   
   
   これは茎が伸びて「すっかり薹が立ってしまっているようす。
   こうなってしまっては食べられませんね。
   そう言えば菜の花なども、茎が伸びきって花の丈が高くなった様子を
   「薹が立ってしまった」と、言っていたような記憶が、蘇ってきました。
   堅くて食べられないとも・・・

   早春、いち早く雪を割って芽吹く「蕗の薹」
   
   冬眠から目覚めた熊が「一番に」食する物だそうです。

   と、「言うことは」栄養価が高いのでしょうか
   調べてみました・・・ごく簡単にアップ。

   ●カリウムを豊富に含んでいます
    ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果がある。
    足などのむくみをとる作用もある。
  
   ●苦み成分はアルカノイドとケンフェール
    アルカノイドは肝機能を強化し、新陳代謝を促進する。
    ケンフェールは活性酸素などの発ガン物質を抑制する効果がある。

   ●香りの成分はフキノリド
    これには胃腸の働きを良くする健胃効果がある。

    いずれも
    ・・・・・・あると、言われている・・・と、いうことですが。

   旬の物を頂くという
   旬を大切にしてきた日本人の感性。
   長い間に培われてきた食に関する知恵・・・・

   大いに学ぶべきところがあるようです。

   さて、今日はこんなところです。
   ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・

   
 
  
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Vol. 803 4月のお手本描き直してみました。

2017年03月20日 08時46分30秒 | 絵文
   
    花弁の筋があり得ない方角になっていたので、改め。色も変えてみました。
   
   
    最初はこちらでしたが   
    どうでしょうか?

 
   
    こちらも描き直し
    鯉魚泳ぐ 空の下 男の子目出たし・・・と言葉もかえてみました
   
   
    最初はこちらでした
    いかがでしょうか?墨を茶墨から青墨にかえてみました。少しおとなし目になりました。

    細かい欠点も見えて
    なかなか満足のいく物が描けません。
    二度と同じ物が描けない。そこがいい・・・と、生徒さんから慰められて、そうだよね。
    って思っている暢気な先生です。

    さて、今日はこんなところです。
    本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・
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Vol. 802 4月のお手本描けました…”優しい歌声を聴きながら”

2017年03月19日 19時19分32秒 | 絵文
   
      ~紀さおり・安田祥子 ファミリーコンサート 30周年記念~両手いっぱいの歌~
      二人での活動は30周年をもって解消されるんだそうですね。
      二人の息のあった美しいハーモニー。聞き惚れながら「筆を執りました」
      さおりさんは41歳の時、子宮全摘手術をなさったそうですが。それは温存するためのホルモン療法で
      声の質が変わることを懸念してとのことだったそうです。

      人生には人それぞれに試練と言うものがあるのですね。
      彼女の公式ブログはこちらです
      http://ameblo.jp/saori-yuki/

      さて、今日はお二人の歌声を耳にしながら
      4月のお稽古用のお手本を仕上げました。
      
   
      花の露 あおあおとして 初夏きざす

   
      5月の空に 鯉魚(りぎょ)舞う
      最後の「鯉魚舞う」・・・が少し重たいような・・・こちらはもしかしたら描き直すかもしれません。


      来月は「筆を大きく動かして」描いてみよ~~~!がテーマです。
      皆様に喜んで頂けるといいのですが~!

      ところでさおりさんは私より一歳お若いのですね。
      貫禄がおありですね~~!


      さて、本日はこんなところです。
      ご訪問に感謝・・・・・・・
   
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Vol. 801 京都散策・新発見のお食事処!

2017年03月18日 21時13分23秒 | 日記
   
   仏光寺公園から四条方面を臨む・・・橋は四条大橋ではありませんが・・・
   鴨川の土手。男性が一人ぽつんと所在なさげに座って、春の日を浴びていました。
  
   今日は京都をぶらりと散策してきました。

   高瀬川沿いに南北に木屋町通り。
   と、言いましてもここは四条からず~~っと下がった
   仏光寺通りと接する辺り。
  
   高瀬川の西側、仏光寺橋の袂から北に向かって、ひっそりと裏路地が通っています。
   驚いたことにお食事処が並んでいるのですよ~~!

   まず、仏光寺橋の袂近くに二軒の「イタリアン」
   
   まず一軒目。イタリアン割烹となっていました。

   
   二軒目。昨年の春。桜満開の頃、こちらで窯焼き「ピザ」頂きました。
   予約しておいたので「鴨川」の見える席。明るく綺麗なお店でしたよ。

   さて路地
     
   入ってしばらく行くと「RIN RIN・鈴鈴」という宿泊どころ。民泊でしょうか…良さそう!
 
   さて、驚いたことに路地に沿って次々とお食事処が登場
   
   おかずやさん?かな?おばんざい?かな?

   
   インパクトの強いステーキ屋さん・・・獅子の肉?なんでしょうか(笑)
  
   
   のれんの奥に「カウンター席」が見えました。二階にはテーブル席もあるそうです。
   ちいさな割烹のお店。よさそう!
 
   
   こちらは有名店なんでしょうか「20名」近くの若者が並んでいました。

   と、ぶらりと歩いて「四条通へ」たどり着きました。

   季節に関係なく
   四条辺りは大賑わいです。
   人混みをかき分け、時には車道も歩いて(人の後ろを歩いているとイライラ)
   本日の所用を済ませて・・・帰宅いたしました。
   
   個展用の作品は、すべて額装・箱詰め・紐掛け・・・終わりました。
   あとは、風邪をひかないよう、体調管理怠りなく。
   無事に迎え終えることを願うばかりです。

   本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・
  
   
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Vol. 800 個展のお知らせです!!

2017年03月14日 20時57分17秒 | 絵文

ブログの投稿回数、本日めでたく「800回」を数えるまでになりました。
記念に「個展」のご案内をさせていただきたく・・・まだ三週間も先のことですが。




   簡単な地図ですみません
 
14×135・・・和紙の巻紙に仕立てた「四季を知らせる便り」を中心に
半紙に描いた作品・地蔵の葉書絵・ランチョンマット・お軸・祝い袋など
日常に役立てていただけそうな作品を中心にまとめてみました。

和紙・日本絵の具・墨による
日本文化の融合をご高覧頂けましたら幸いです。

時は、まさに好季!
お忙しい時期と重なるとは思いますが
春の京都でお待ち申し上げております。

本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・

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Vol. 799 FOR WHOM THE BELL TOLLS「誰がために鐘は鳴る」

2017年03月13日 18時56分50秒 | 日記
   
    イングリッド・バーグマン
    美しい女優さんですよね。

    彼女の代表作
    「誰がために鐘は鳴る」
    高三の時、映画で観ました。
    夏のある日のこと、台風の影響で「急遽全員帰宅」になったのです。
    なんと、私は、帰宅せず、友人三人と学校を出たその足で映画館に。
    当時、昭和(40年代)保護者を伴わなければ映画を観るなんて事はできませんでしたから
    大胆な行動・・・しかも自宅待機命令の中ですから。不良のレッテルを貼られる「覚悟」で・・・

   
    FOR WHOM THE BELL TOLLS  誰がために鐘は鳴る
    ノーベル賞作家ヘミングウェイの同名の小説の映画化。
    小説を読んで、どうしても観ておきたかったのです。
    今思えば「三人とも」よくやったね!
 
    雄大でスケールの大きな内容の映画。壮大なロマン!
    感動は長く尾を引き、今でも鮮明に残っている記憶です。
    美しいバーグマン。
    私の心に長くとどまっている女優さんです。

    生年月日 1915年8月29日
    没年月日 1982年8月29日(満67歳没)

    
    カサブランカの方が誰がために鐘は鳴る
    より先であったとは、今回初めて知りました。

    どちらも何度も観たけれど
    無償の愛がテーマの映画!
    70歳を前にして昔のような純粋な気持ちで観られるでしょうか?
 
    と、こんな事を考えた「暇人」の一日でした。
 
    本日ご訪問頂いた皆様ありがとうございました・・・・・・

    
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Vol. 798 個展用の作品を少々選別してみました!

2017年03月10日 18時58分28秒 | 絵文
   
   個展の会期は「3月31日(金)から4月2日(日)まで」
   関西は地元ですが「個展開催」はH23年近鉄百貨店での開催以来6年ぶり。
   会期が短いので、できるだけ「充実」した展示内容にしたいと思っています。

   会場は京都祇園近く、二階建ての町屋です。土壁も坪庭も情緒があって
   どんな展示にしようかと「心わくわく」です。

   故郷岡山から親友に生徒さんたち、関東からも生徒さんたちやfb友、中部地方からもfb友
   近郷近在(?)の生徒さんたちそしてfb友、高校・中学時代・小学校の同級生たち、
   今はお稽古を辞めている元生徒さんたち、その他友達やそのお友達。
   ・・・・春の京都観光・会食をかねてお出かけくださいます。ありがたい事でございます。

   

     

   投稿の三枚はもうずいぶん以前に描いた物。
   何をどう選ぼうか、展示のテーマは何としようか?  
   今だ思案中です。

   「悠の花かご」のコーナーでは
   書を入れない「絵」だけの作品にしてみようかと思ってみたりしています。
      

   さて、今日は比較的暖かい一日でした。
   行きつ戻りつ、春の足音・・・

   本日ご訪問くださいました皆様「ありがとうございました」・・・・・・


   

   

   
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Vol. 797 桜草とトラマルハナバチのお話です!

2017年03月09日 19時12分50秒 | 日記
   
    日本桜草ですね
   園芸店などで扱われている桜草は「西洋桜草」と呼ばれるもので
   日本桜草の群落を草原で見かけることはほとんどなくなりましたね。

   埼玉県さいたま市桜区の「田島ヶ原サクラソウ自生地」は国の特別天然記念物に指定された
   貴重な群落があるそうです。
   国の特別天然記念物に指定されているそうですが
 
   周辺の開発によって桜草の群落はやはり減少しているようです。

   花の為に、もう一つ忘れてならないことは
   「トラマルハナバチ」の存在です。毛深い蜂です。
   
   この蜂が「花粉」を運んでくれるのですネ。
   桜草は春、いち早く花を付けて、蜂を呼び寄せ「しっかりと花粉」を運んでもらうのですが。
   最近この蜂も生息数が減っています。
  
    
   トラマルハナバチは土中に枯れ草を敷き詰め、蜜蝋に花粉を混ぜてブドウの房状の巣を作りますが
   ノネズミが捨てた「巣」の後を利用したり・・・
   ところが、そう言った条件も悪くなっているのですね。

   自然の連鎖はどこか一角が壊れたら成り立ちません。

   小さなモノ達の命を守っていけるのは
   人間だけなのかもしれません。
   共存共栄・・・人と人と、花と人と、生き物たちと人と・・・共に生きるという大切な事。

   桜草から・・・ちょこっと考えてみたりしました。
   
   本日ご訪問頂きました皆様ありがとうございました・・・・・・
   
   
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Vol. 796 ピーターラビット展に行って参りました。

2017年03月08日 20時12分41秒 | 日記
   
    グランフロント大阪 北館 
        地下1F『ナレッジキャピタルイベントラボ』で開催されている
     ピーター・ラビット展へ行って参りました。
       作者の「ビアトりクス・ポター」生誕150周年記念。
         彼女は77歳で亡くなりましたから、没後73年経っているという事になりますね。

   

   
            晩年の肖像画です。
     以下コピペですが
    ビアトリクス・ポターは1866年7月、ロンドンで生まれました。
    ピーターラビットシリーズは、1893年に家庭教師だったアニー・ムーアの息子のノエル少年に送った
    「絵手紙」から誕生した物語です。
    1901年、自身で『ピーターラビットのおはなし』の私家版を出版。
    1902年には白黒の線描画だった挿絵に色を付けてフレデリック・ウォーン社から出版され、
    最終的には24作の絵本を世に送り出します。ロンドンから自然豊かな湖水地方に拠点を移し、
    晩年は牧羊と自然保護活動に力を注ぎました。彼女が実際に暮らし、
    絵本にも描かれたヒルトップ農場はナショナル・トラストにより今も当時のままの姿で
    保存されており「ピーターラビット」を愛する多くのファンが訪れています。
 
    詳しくはこちらへどうぞ http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/16_peterrabbit/

    
    今も残されている「ご自宅」

    
                1901年に自費出版した本の表紙です。

    
       緻密に描かれた「兎の素描」

    彼女は絵本の印税によって湖水地方の土地や農場を手に入れその保護に努めました。
    彼女の死後、遺言によりナショナル・トラストへ15の農場を含む4000エーカーの土地が寄付され、
    湖水地方は今も美しい景観を守っているとのこと・・・
    彼女の残した足跡。営々と受け継がれるようにと、心から願いました。
    ところで、4000エーカーってどのくらいの広さ?
    坪に直すと約4918400.坪・・・ほぼ500万坪。想像もつかないような広さです。

    水彩あるいはインクで描かれた原画は、すべてとても小さく「12㎝四方」くらいでしょうか。
    展示されている150点以上の原画。間近で見ることはできたのですが
    目がすっかり疲れてしまいました・・・

    今日はちょこっとお知らせでした。
    本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・

    

    
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Vol. 795 日本語に多い「擬音語」「擬態語」

2017年03月03日 19時07分26秒 | 日記

   
    雨の降っている様子を表す言葉多いですよね。
    ザーザー・しとしと・ぽつぽつ・ぽつりぽつり・ぱらぱら・ポタポタ

    擬音語(擬声語) 擬態語は文法で言うと「副詞」
    形容詞、形容動詞、動詞、を修飾する言葉ですよね。
    つまり「音」や「動作」や「様子・様態」を表す言葉です。
 
    たとえば・・・ガッツリ食べる。
           オソルオソル振り返る。
           キラキラ光る。

    擬音語・擬態語はフランス語で「オノマトペ」と言います。
   
    日本語のオノマトペは3000語を越えると言われています。
    英語では200~300だそうですから、その多さに驚きます。

    それには理由があるのだそうです。
    日本語にはアイウエオの50音にガ行などの濁音、パ行の半濁音、ニャなどの拗音を合わせても
    112しか音節がない。
    そこで「副詞を」加えて言葉の表現を増やして来たのだそうです。

    たとえば「見る」という語だけでも英語ではsee, look, watchなど複数の単語があります。
    それに対し日本語は、「ジロジロ見る」「さっと見る」など、
    副詞を使って表現の幅を広げているというわけです。

    食べ物に関する「オノマトペ」は100を越えていて。世界一なんだそうです。
    もちもち・とろとろ・しっとり・
    さくさく・ひやひや・あつあつ・ねばねば・ねとねと・しゃきしゃき
    ぱりぱり・かりかり・ぽろぽろ・ふわふわ・つるつる・ほくほく・・・
    まだまだもっとある~~
    同じ言葉を二度繰り返す・・・が多いようですね。


    考えるととっても楽しいです。
    

    リスも猫も傘の下
    写真はお借りしました

    みなさま本日もご訪問頂きありがとうございました・・・・・・
    


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