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中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 867 「松山で」篠田桃紅さんの書に出会えました

2017年09月26日 16時24分07秒 | 日記
   
   松山への旅・・・少し早く着いた私はホテルの近くある「三越百貨店」で時間つぶしを
   と、なんと嬉しいことに「篠田桃紅」さんの個展が開催されている由。
   見逃す訳には参りません。
   この巨大な硯で墨をすり下ろす・・・大変な労力ですよね。
   大筆で書けばどれほどの量を必要とするのか????想像してみて下さいね。

   
   会場入り口には「見出しの写真」が、かかっていました。
   写真は係の方に撮影の許可を頂いて撮りました。
   
      
   「線」を大切になさっているとか。
   鋭く、けれど温かく美しい墨色。幾本もの線。一本として同じものが無い世界。
   引き込まれて時間のたつのを忘れました。

   リトグラフですのに「一枚一枚・・・ご自分で色を重ね。一枚として同じ物は無いとか」
   プラチナ箔・金箔、の上に書かれた書。
   そういった物にどうしたら「色」を載せられるのか・・・

   作品からあふれる「エネルギー」を浴びて。儲けものをしたような数時間でした。
   作品は七百万円から四百万円・・・・
   とても手が出ないので(笑)「ご著書」を二冊頂きました。

    
   『人生は一本の線』幻冬舎 2016年

    
   『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い』幻冬舎、2015年4月
   
   一度読んでみたいと思っていた本が思いがけないところで手に入りました。
   いつも最初から読まない私。その都度「パラリとめくった箇所」から読むのです。

   篠田桃紅さん。
   現在「105」歳・・・凜として「一人を生き抜く」・・・その姿が素晴らしいです。

   
   余談ですが「映画監督の篠田正浩」さんとは従兄弟同士なんだそうですね。

   さて、皆様本日もご訪問頂きありがとうございました・・・

   

Vol. 866 神無月のお手本出来ました!

2017年09月24日 22時56分50秒 | 絵文
   
   露草の花に こんなところで 会えるとは

   旅先の「松山道後」で「未だ咲き残っている」露草の花に出会いました。
   綺麗な青が、ここにいるよと存在感をアピールしているようで、健気やなあと思いました。
   少し季節外れになるかもしれませんが、
   今年はまだ描いていない「露草の花」・・・筆使いの練習にもなるかと・・・取り入れてみました。

   
   木々の葉裏 白くしてゆく 風の道

   これは平面に並べた秋の物。
   FBのお友達がアップなさっていた写真を参考にさせて頂きまして・・・
   写真では花瓶に「活けてあったのですが」
   平面に見えるように描き直しました。
   筆遣いの練習用にして頂きたいと思いまして・・・

   絵文は
   少ない筆使い描けるのですが、手の動かし方などが日常にないもの。
   やはり、繰り返しの訓練が必要です。

   身につけてしまえば「考えなくても、手が自然に」動くようになるのですが。  
   そこまで、到達するにはやはり「熱意と高い望み」が必要です。

   このたゆまぬ練習に耐えるだけの「心」わたしにとってのその心は、
   高校時代の「バドミントン」で鍛えられたのは、間違いありません!
   と、今、声を大にして言えます。

   どんな経験も
   決して無駄にならないこと・・・今更ながら深く思うこの頃です。

   
   やがて月の美しい、爽やかな頃となりますね!

   本日ご訪問下さいました皆様ありがとうございました。。。

   
   

   

Vol. 865 茶道具のうち水次のこと!

2017年09月19日 19時23分32秒 | 茶道
    
   これは茶道具のうち・・・水次(みずつぎ)と呼ばれる物です。
   銅の打ち出し・モールという飾り付き。
   すべて手作りの逸品です。

   購入して30年近くなります。
   お茶会などでは、こういったお道具の出番はなく、長い間飾り物として我が家に。
 
   ところで
   水次は「水次薬罐」と呼ばれ
   「利休」が水を注ぐために近くにあった「薬罐」を利用したのが始まりとされています。  

   水次には、いろいろな物がありますが
   主には下記のような物があります。
   
   ①木地曲
     
   
   ②塗り物
   
   
   ③やきものの「片口」
   

   ④唐銅、素銅、南鐐などの「薬鑵」型
   
   こちらは「腰黒」と呼ばれ下半分に「黒漆」を施してあります。
   裏千家で使用される物ですね。

   お稽古では
   棚手前や置き水指の場合、お仕舞のあとに水次を持ち出して、
   水指に水を注ぐ道具として使用します。
    

   今日は少し茶道具の整理をしました。
   こちらの水次も手放そうかと・・・思ったりしています。
   古道具屋さんに引き取って頂くとなると二束三文になるのは必死。
   さて、どうしたものかと・・・・ 

   今日はこんなところです
   本日ご訪問下さいました皆様ありがとうございました・・・

Vol. 864 陶器に絵付けしてみました

2017年09月17日 18時27分39秒 | 絵文
   こちらは陶器に絵付けしたカキツバタです。
   

   今日は茶道具の整理をしました。
   茶わん・釜・鉄瓶・水差し・建水・炉縁・棗・・・等々。
   譲って欲しいと仰る方々にお買い上げ頂くことになりました。

   と、奥深いところから。以前、陶器に絵付けした作品が出て参りました。
   陶芸釜をお持ちの生徒さんにお願いして、焼いて頂いたのです。
   何処へしまったかしら?と長い間探していたものが出てきたのです。

   
   露草です。
   周りに吹き付けたことで良さを失ってしまったようで、少々がっかりの作品です。

   
   黄色のバラです。
   少し渋くと、黄色に少々墨を入れました。
   これも濁ってしまって、余計なことをしてしまった・・・と後悔 

   陶器への絵付けは焼き上がらないと、その色が出ないのです。
   焼き上がりを想像しながらの「絵付け」
   どんな仕事にも「難しさ」があるのもですね!

     
   さて、本日ご訪問下さいました皆様ありがとうございました・・・

   

   
   

Vol. 863 「坂の上の雲」・司馬遼太郎さんですね!

2017年09月11日 12時03分28秒 | 日記
   
   第四巻を買いそびれたまま40年以上を経てしまいました。坂の上の雲です。
   第1巻は昭和47年に~第6巻は昭和50年に購入しました。
   ほこりっぽい状態ですが、今も本棚に鎮座しています。

   1968年(昭和43年)から1972年(昭和47年)までの 約4年間、
   産経新聞夕刊に連載された司馬遼太郎著の「坂の上の雲」
   
   私は、この連載が始まった頃、20代の前半でしたが、
     夢中になって読みふけったものでした。
       まだ、若かった私の「心」を大きく揺り動かした
        「志」というものの「崇高さ」胸にしみ入るようでした。 
   
   2009年から3年間、NHKでスペシャルドラマ「坂の上の雲」が放映されたのですが
   何となく、キャストの感じがイメージと合わなくて、とうとう一度も観ずじまいでした。
  
   さて、日露戦争を舞台とした「坂の上の雲」の内容は
   日本騎兵を育成し、中国大陸でロシアのコサック騎兵と
   死闘をくりひろげた秋山好古。
   
 
   と、その弟で東郷平八郎の参謀として作戦を立案し、
   日本海海戦でバルチック艦隊を破った秋山真之。
   
  
   病床で筆をとり続け、近代俳諧の基礎を築いた正岡子規。
   

   この三人を中心に、維新を経て近代国家の仲間入りをしたばかりの「明治日本」と、
   その明治という時代を生きた「楽天家達」の生涯を描いた司馬遼太郎の歴史小説です。
   
   小説の後書きに添えられた司馬遼太郎の思いですね。
 
   歴史の一時代を築いた三人。秋山兄弟と子規。彼らの故郷は「愛媛県松山市」です。
   9月の中旬に松山を訪問するつもりです・・・長年の念願!がかないそうです。
   
   兄の好古が晩年をここで過ごしたと言う「秋山兄弟の生家」です。

   彼ら三人の足跡をたどる旅。
   ゆっくりと一巡りしてきたいと思います。
   歴史が紐解いてくれる。平和とはどういうものなのかを考えながら。

   皆様本日もご訪問頂きありがとうございます・・・・・・

Vol. 862 炭手前のお稽古 in パナソニックリゾート

2017年09月09日 19時12分56秒 | 茶道
   
   初個展や還暦茶会、初釜など・・・をさせて頂いた思い出の茶室。
   こちらはパナソニックリゾート大阪内にある茶室です。
   松下幸之助さんの肝いりで造られたのです。
   腰掛け待合・蹲い・広間・小間・を供えた「本格的な」茶室です。

   
   天井は「真・行・草」に設えられています。  
   席は四畳向こう切り・・・と呼ばれ、手前は基本の手前とは少し勝手が異なります。
    
   
   何故かピンボケに????
   お花も綺麗に活けられたのに残念です!
    

   障子を通して茶室に差し込む午後からの光も柔らかく
   
   茶室から望む「腰掛け待合」は人待ち顔に。
   「蹲い」に落ちる水音も涼味を誘って爽やかです。

   今回は炭手前・濃茶。お薄・・・の互稽古。
   志の高い茶道仲間。長いお付き合いのお仲間たちにお誘い頂き、
   久々に茶の香りに勤しんで参りました。
   ああでもない。こうでもない。そうだった。そうそう・・・と和気藹々!!
    

   次回のお稽古日もしっかり決めて、お別れしました。
   ツクツクボウシが、ゆく夏をせかせているように鳴き渡る午後!
   心に残る9月9日「重陽の節句」となりました。

   さて、本日ご訪問下さいました皆様・・・ありがとうございました。

   追記
   パナソニックリゾート大阪は「組合員」でなくても格安で泊まることが出来ます。
   https://phio.panasonic.co.jp/resort/r_osaka/index.htm
   所在地: 〒565-0802 大阪府吹田市青葉丘南10−1
      電話: 06-6877-0111

   
   
   
   
    

Vol. 861 ゆめのたね放送局のパーソナリティーに採用していただけました

2017年09月02日 18時14分42秒 | 日記
   
     とうといご縁をまた頂けました。
   WEBラジオの「ゆめのたね放送局」のパーソナリティーに採用していただけたのです。
   ゆめのたね放送局の存在を知ったのは「Michiko」さんとのご縁からです。

   Michikoさんとは、昨年のドイツへの旅でお知り合いになりました。偶然にも同郷の方だったのです。
   その上になんと驚くことに共通の「お友達」がいたのです~~~~!
   しかもお互いに「深いご縁」のある~~~!

   そのMichikoさんが「ゆめのたね放送局」の岡山局のパーソナリティーをなさっているのを
   知りましたのは、今年初めFBでのお友達にさせていただいてからだったと思います。

   ゆめのたね放送局の本局は「大阪府の門真市」にあります。
    http://www.yumenotane.jp/
   先頃そちらで「新規のパーソナリティー」の募集がありまして。
   ダメ元でセミナーに参加・・・ななな、なんと「採用のご連絡をいただいたのです」

   
   まずは、10月、11月、12月、と計3回(一回5時間)の講習を受け
   さて、その後はいかがなりますのか?
     写真のようなブースで「自分の時間」を持たせていただけるのでしょうか。
   手探りでの、発進になるのでしょうが、ご縁を生かして「頑張ってみよ~~」
   と、思っています。

   パーソナリティーには100名近い応募があったようです。
   合格の「基準」はなんだったのでしょうか?
   ?????分かりませんが、幸運の女神様に感謝を!

   
    私の大吉地蔵様です

   本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・