中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 55 故郷紀行 その3 結び

2011年11月30日 17時29分37秒 | 故郷愛史
牛玉(ごおう)所院・・・地元では親しみを込めて、
     ごおしょうさま、と呼びます。
             西大寺境内の北東に位置しています。



会陽・・・500回を記念して、大修理が行われました。2010年リニューアルされたこの院で
バイオリンニスト「久保陽子先生」の落慶奉納演奏が行われました。
幼なじみの「とっちゃん」が発案、企画運営は賛同した友人達の協力を得て・・・
一座に集まった方々は、きっと深いご縁でつながった方々・・・盛況であったとお聞きしました。



百貨店、天満屋(最初は呉服屋)は西大寺が発祥の地。
ご本家の屋敷内に残っている「衣装倉」をお借りしての資料館。
ふらりと立ち寄りましたら、なんと同級生が受付に!びっくり!+嬉しい!

門前町として栄えていた、この街の足跡が忍ばれて、ちょっとしんみり!
同級生とは、友人達の消息など語り合ってわかれました。
(この方はブックマークのフキタンポポさん・・・中三の時の生徒会長です)

いつ訪ねても、故郷の街も友人達も「温かく」迎えてくれます。
車を出してくださった犬島ガイドの鶴海さん。今回もお世話になりました。
街でバッタリ出会った佳子ちゃん・・・(なんでも鑑定団に出演)

親友の早苗ちゃん。その他、お出会い出来た皆々様・・・今回も本当に有難うございました。

これからも、故郷に帰省することはあっても「帰る」ことはおそらくないと思う。

皆それぞれの場所に、それぞれに根を張り、思い思いの人生を築いている・・・
みんな違って、みんないい・・・そんな残りの人生であってほしいと思いながら故郷を後にしました。


  志は果たせたかなあ??

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vol. 54 故郷紀行 その2  西大寺縁起

2011年11月29日 13時53分06秒 | 故郷愛史
***本堂です***  ボランティアガイドさんとカメラマンがいました




「西大寺縁起」を記します

←本堂に向かって、左側の屋根に「皆足姫」

周防の国(山口)の皆足姫(みなたるひめ)は観音信仰深く。
天平勝宝三年(751年)旅の仏師に観音像を彫ってもらう。
その仏師は、実は大和国長谷の観音様の化身であったと・・・悟り。

姫は長谷へ開眼供養に向かう。その途中金岡荘で船が動かなくなる。
観音様の意向と感じた姫は、松中島に観音堂を建てた。

亀宝八年(777年)長谷寺で修行中の安隆上人に夢のお告げが!
「備前の国の観音堂を改築せよ」
 上人と皆足姫は資財を募り、備前の国を目指す。
  途中、吉井川の河口辺り・・・犀の角を持った龍神様が現れ
   「この角が自ら鎮まる所が観音の聖地なり・・・」

←本堂に向かって右側の屋根に「龍」

その言葉に従い、この地にお堂を建て金山にちなみ「金陵山犀載寺」
と名付ける。後に後鳥羽上皇の祈願文から賜り「西大寺」と改名。

以上が西大寺縁起のあらまし。

このお寺の宗教行事であった会陽(えよう)・・・今では観光に!
日本三大奇祭・・・の一つ「西大寺会陽(はだか祭り)」となり。
毎年二月の第三土曜日に行われ、数千人の裸の男達が「二本の宝木」をめぐって
激しい争奪戦を繰り広げる。
昨年は確か「501回目」であったと!!!つまり501年続いていることに。

歴史をたどれば、奥ゆかしい物語に行き着く。
こんな歴史ある故郷を持っている私は・・・きっと幸せ者!

・・・寂れたりと言えど我が街は門前町の灯りを消さず・・・~~拙作なれど

                         故郷自慢でした・・・

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Vol. 53 故郷紀行 その1

2011年11月27日 22時25分29秒 | 故郷愛史
真言宗別格本山金陵山西大寺 中国観音霊場第一番札所


故郷は「門前町」なのです。

映画 「ALWAYS 三丁目の夕日」のロケ地になりました。
三作目は新春に放映予定。3D映像であるとか・・・ほ~~~!
(知り合いの方が、一作目に続きエキストラで出演)

ドラマ「とんび」でも写真の商店街及びこのお寺が、舞台に。




大正時代の雰囲気を今に伝える五福通り商店街

時間が止まったような街。
人影が途絶えた街。
でも、私の故郷です・・・限りなく懐かしい街なのです。




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Vol. 52 My Family は・・・

2011年11月25日 18時42分04秒 | 日記


わが家の家族は夫が一人(一人で十分・・・^0^)
夫婦と猫が5匹・・・ベランダに住み着いている「野良猫ちゃん」が二匹。
子供はいませんから・・・以上です・・・シンプル!

写真の犬は花子、猫はミー・・・異種ですが、親子です。
猫は、まだ目もあいていないとき、近所の「稲荷神社」の参道で見つけました。
手のひらに乗る小ささ・・・知らないふりして通った参詣者の後でしたから。
見捨てることが出来ませんでした・・・

拾って帰りました。
ところが、花ちゃん、「ミャ~みゃ~」と泣く声を聞いて大興奮。
真剣な顔して「私に育てさせて・・・」って言ったんです・・・???

    ホントですよ。

ホントに真剣に育てましたよ・・・ユーチューブでも猫が犬を、犬が猫を育てている
様子が、流れていますが・・・ホントに動物は我が身を省みず、子育てしますよねえ!
そして、成長してからも、ず~~っと親子のままでした。写真のように!
二匹を見ていると、温かいもので心が満たされたものでした。

この二匹、今はもういません。(年齢的には、この二匹は1歳半ほどしか離れていません)
猫は15歳、犬は18歳で亡くなりました。
富士山から鹿児島まで、私たちと共に沢山の旅をした二匹です。

多くの思い出を有難う。
あの空の、その向こうで、私たちが行くのをきっと待っていてくれる・・・

    *********************************


明日からあさって・・・同窓会出席のため帰岡します。
目もしばらく休養させようかと思います。

     よってブログは2~3日、お休み!です。

     皆さん、風邪にご用心くださいませ。





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Vol. 51 日本画家 柴田晩葉(1885~1942)

2011年11月24日 17時11分15秒 | 日記

柴田晩葉は、大津市出身の「湖北のモダン日本画家」と紹介されています。
戦前は大きな評価を受けていたようですが、還暦を待たずなくなったので戦後は、
忘れられた存在となっていたようです・・・・

私も最近知ったのです・・・それも不思議な形で・・・

今年の一月、中井の継母が亡くなりました。
父はすでに亡く、よって家の片付けを致しました。
その時「晩葉」の描いた掛け軸が、「一本」でてきたのです。

夫の妹がネット検索・・・・折しも、大津市歴史博物館「開館20周年記念企画展」
に晩葉の作品が出展されていることを突き止めまして・・・
写真を送付・・・・晩葉の作品に間違いないだろう・・・と、

作品は、翠滴る初夏の水辺、小舟に乗った人物がフンワリと描かれています。
で、お軸は洗いをかけ、表装し直して博物館に寄贈いたしました(夫の名前で)

晩葉の作品は靄のかかったような、牧歌的な作品から、イラスト風の可愛くモダンな作品まで。
多種にわたっています・・・
不思議なご縁で、博物館と繋がり・・・義妹の尽力で「寄贈」がかないました。

おそらくは、80年以上を経ているであろう作品。
中井家の変遷の中、戦争をかいくぐってよくぞ、残ったこと。
以後の「晩葉展」では、多くの方に鑑賞していただけることでしょう。

感無量!

晩葉作品本の中からの臨書!
落ち葉を掃く老人。作品は背景に釣り鐘堂が描かれていたのですが、省いて
朱で紅葉の雰囲気を表し、銀杏の落ち葉を添えました。
もう一度見出しにアップしました。


こちらは神無月の「絵文」






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Vol. 50 ウユニ塩湖  

2011年11月23日 14時02分47秒 | 日記
「ウユニ塩湖」・・・神秘の宝庫



同じ塩湖・・・鏡のような美しさ

メル友さんから送信・・・頂いた写真をアップしてみました。
「宇宙」を思わせるうつくしさ。牛窓の夕景も美しいけれど!
さすがに世界遺産に登録されるだけある。インパクトある美しさ!

暫し言葉なく見入ってしまいました。写真はホントに「能弁」です。

古川総さんも宇宙から帰還。宇宙から見た地球は、きっと写真と同じ「群青色」 

************************************

今日の絵文は・・・柴田晩葉の絵から、臨書。
柴田晩葉につきましては、明日詳しく。


今日は塾。英語の先生・・・今から出かけます。
    楽しいなあ!
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Vol. 49 絵文のおけいこ

2011年11月22日 19時46分47秒 | 絵文
←クリックすると大きくなります

You  might  think do today's  some  fish.
言う まいと  思え ど 今日の  寒  さかな・・・・

高校生の頃、英語の先生から教わりました。遙か昔のこととなり~~~
お洒落ですよね・・・忘れられず・・・寒さが増す頃になると思いだすのです。
相当の知識がないと、こんな芸当は出来ません!!!先生って凄いなあ!



今日はお稽古日。
JR茨木駅から徒歩5分・・・
鉛筆みたいな間口の狭いビルの5F・・・ちっちゃなカルチャーセンターです。

なななな・・・・なんと私は手元用の眼鏡を忘れ・・・・
何にも出来ずに終わってしまいました。
折手本をお預かりして、来月までにお手本を書かせて頂くことに。
(手本は肉筆です。今月は年賀状用の「龍」を・・・むずかしい~~!)

あ~~~A!年はとりたくないものです。
皆さんごめんなさい!

ティータイムに「ハンドマッサージ」・・・ボランティアでしてくださった
    Sさん・・・・有難うございました。
       気持ちの良い方々と、気持ちよく過ごせた一時。
皆様ありがとうございました。                     


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Vol. 48 絵文のこと

2011年11月21日 11時18分05秒 | 絵文
←↓ クリックすると大きくなります。

絵文は「書だけではなく、絵だけでもなく、俳画でもなく、絵手紙でもない」
   季節の風物に、折々の心模様を添えた・・・いわゆる「絵文」なのです。
       魅せられて21年・・・思えば遠くへ来たもんだ。

一筋の道を真剣にたどれば、手をさしのべてくれる多くの人と出会える
   その方達と、手を携えて共に歩めば、道はきっと太くなる。
       夢と希望と感謝を忘れず・・・ひたすらにこの道を行く。
   
「生かされて生きてきた 生かされて生きている 生かされて生きていく」

   

ムーミンの翻訳家の先生から昨日、ご本を頂きました。
  ムーミングッズが掲載されています。
    「ムーミン」・・・不思議なものがたりですよね。

***********************************
ソフトバンク・・・優勝おめでとう!!
  泣いて絵になる・・・スポーツ選手の特権かな!!いいもんですね!!

今日は寒くなりました・・・いよいよ「冬」到来!

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Vol. 47 よみがえる旅の思い出!

2011年11月20日 17時08分32秒 | 旅行

旧閑谷学校の講堂・・・国宝です。瓦は備前焼。今では珍しくなった丸瓦。
焼成技術の高さが伺えます・・・当時の職人達に拍手!


閑谷は紅葉ならず・・・でしたので・・・我が家からの紅葉を


牛窓・・・ホテルからの夕景・・・哀愁の夜へと続く予感!


犬島・・・ほんの一部です。
自然と人工の融合。実際に見るともっと雄大ですよ~
  遠くに小豆島、四国八島を臨む。
  海の県境は、四国側の方が広いとのこと。

   多くの言葉はいらない「写真」は雄弁に物語ってくれます。
     写真、何とかアップ!
       あなた此方のおかげです。
         
   人は多くの方に支えられて生きている・・・実感!深謝!


   


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Vol. 46ブータン国王

2011年11月19日 19時12分13秒 | 日記
ブータン国王。
 すっかりファンになりました。

  日本の古き良き時代のこころ、どこかに置き忘れてきたこころ。
    そんな「心」「を思い出させて・・・

被災地の学校で子供達に「龍」は、この世にいると思うか?とご質問
        「いない」
           と言う返事に、こんな風に答えて

「龍はいるのです。みんなの心の中に。それは「経験」と言うことです。
経験を多く積み、大人になっていく間にそれは「人格」となっていくのです」
           こんな内容だったと思います。

今朝のニュースでのこと・・・慌ててメモをとりましたが・・・そのメモが今
見あたらない・・・だいたいこんな概要だったと。
    素晴らしいですね。

「人は石垣 人は城」・・・どなたの言葉でしたか・・・戦国の武将でしたが・・・
「企業は人なり」・・・松下幸之助。

国家~社会~家族~個人・・・この逆も言える。社会構造!

みんな個々に心を込めて「龍」を育てていきたいものです。

余談ですが「鯉」が滝をのぼり。
登り切ったら「龍」になるのだと聞いた事があります。
私は、今は、まだ鯉ですが・・・いつかきっと龍になる・・・つもり。

中井の屋号が「中龍」・・・であったこと先頃知りました。
知らずに使っていたハンドルネームと偶然にも同じ・・・
こういう話が好きな私です(笑)

来年は辰年・・・飛躍の年にしたいものであります。
_______________________________

日本シリーズ・・・テレビ観戦・・・・ドキドキです。
どちらにも勝たせたい!























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