岡山への旅
丁度フェルメール展が開催されていました
なんと言う幸運
と、思いましたら
本物ではなく、すべてリ・クリエイト作品
リ・クリエイト
それは、最新のデジタルマスタリング技術を駆使して描かれた
当時の色調とテクスチャーを推測し、再現したもの
艶やかで、鮮明な色調
何より彼が残したという「37点」全作品を一同に会してあって
十分に満足のいくものでした
開催期間:平成27(2015)年4月14日(火)~5月6日(水)
岡山シティーミュージアム
開催場所:5階展示室
【会期中の休館日】月曜日(5月4日[月]は開館)
ヨハネス・フェルメールは、17世紀にオランダで活躍した画家
レンブラントと並び17世紀のオランダ美術を代表する画家とされる
若くして亡くなった彼の作品は生涯で37点と少ないのですが
この展示会では、彼の作品を制作順に並べてあり、彼の足跡をたどることができました
フェルメールの絵に見られる鮮やかな青
「フェルメール・ブルー」とも呼ばれるこの青は
天然では高価なラピスラズリに含まれるウルトラマリンという顔料に由来しているとのことでした
この作品は
アメリカのボストンにあるイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館
に展示されていたのですが1990年に強盗に盗まれ
フェルメールの作品では唯一現在も行方不明となっています
今回は「音声ガイド」をお借りしました
作品の一点一点にかかわる解説が見事で、当時の社会的な背景のこと
作者の心情までが代弁してあって、それぞれ思い深く鑑賞できました
有意義な一時
暗くて目が疲れる展示の多い中、明るい照明の下
写真撮影も許されていて・・・それはラッキーだったのですが
今回は「耳」が疲れました・・・イヤホーン使いになれていないのです
ともあれ、心に残る鑑賞が出来た一時でした
ご訪問下さいました皆様最後までお付き合いありがとうございました・・・・・・