今回の名古屋出張で弾丸トラベルの一つの目的にしたのが蒲郡クラシックホテルです。自他共に認める?クラシックホテルファンである管理人が今回ターゲットにしたのがこの蒲郡クラシックホテルです。蒲郡って・・・?という方も多いのではないかと思います。愛知県の西部、三河地方の海岸線に位置する小さな街なのですが、この海岸は三河湾国定公園に指定された風光明媚な景勝地なのです。特にこのホテルの向かいにあり417mの橋でつながれた竹島はこの町のシンボル的存在です。この竹島の向かいの小高い丘の上にこのホテルは立地ししており部屋からも竹島の様子が見えて眺めは最高です。
今まで、クラシックホテルというと箱根富士屋ホテル、軽井沢万平ホテル、日光金谷ホテル、東京ステーションホテル、山の上ホテルなどに宿泊する機会があったのですがこのホテルは値段もやや抑えめで知名度は低いもののなかなかいいホテルでした。1934年に建築され、すでに80年以上経過し経済産業省の近代化産業遺産に指定されています。和洋折衷の城郭風建築が特徴で、この様式は日光金谷ホテルや箱根富士屋ホテルにも似た印象です。
何と言ってもこのロケーションが特筆もので、景勝地竹島の対岸に立っている様子がこの画像でよくわかるのではないかと思います。
犬山散策でも国定公園の話をしましたが、この竹島を含むエリアも三河湾国定公園の一部となっており、日本郵便切手になっておりましたのでこの景色はなんとなく頭に残っておりぜひ訪れてみたい景勝地でもあったわけです。なかなか蒲郡に行こうという発想が四国にいると起こらないものですが今回この切手の景色に憧れ訪問してよかったなと思います。
そして蒲郡というと知る人ぞ知るヨットレースのアメリカズカップのベースキャンプがあった場所です。日本から初めてこのレースに挑戦したニッポンチャレンジが駅の南口に設置されています。近くで見ると本当に大きいですね。全長16m、幅5m、キールの大きさに圧倒されます。日本のヨットシーンを代表する一艇ですよね。マリンスポーツファンにとっては外せないシロモノでした。