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YEAH!/Charlie Rouse
(Epic ECPZ5, jp reissue)
先日、Herman Fosterのエピック盤をアップした際,このレーベルへの熱い思いは語らせていただいたつもりですが,本当にシブ好み,通好みのB級貴重盤が多いですよね。本日のアップも一時名盤と噂されたCharlie Rouseのエピック盤です。
ラウズと言えば、モンクとの共演が有名ですが,御大とのプレイは過度の緊張感を感じざるを得ません。このエピック盤ではある種モンクの統制から解き放たれたリラックスしたラウズを聴けて面白いですよね。秀逸カバーの「!」内に載せられたラウズのカットの屈託のない笑顔がその象徴であるかのようにも思えます。
メンバーはCharlie Rouse(ts), Billy Gardner(p), Peck Morrison(b), Dave Bailey(ds)という通好みの布陣です。ベイリー,モリソンのコンビはジョニー・コールズのエピック盤でも再現されていて,エピックのリズム陣としては当たり前のコンビとなっていた可能性があります。こんなところがエピックの隠れ人気の本質なのかも???なんて思ってしまいます。さて演奏では、A-1の”You Don't Know What Love Is", A-3の"Stella By Starlight", B-3の"No Greater Love"の3つのスタンダードがいいですよね。ガードナーのガーランド的スタイルもなかなか好ましいですよ。
所有盤は我が定番,CBSソニーリリースの1100円廉価盤です。黒字に大きくYEAH!とはいったジャケット一発で決まりというアルバムですよね!