オリンパスハーフのファンになってしまうとどうしても欲しくなるのが初代オリンパスペンですよね。シャッタースピードは最速1/200秒、レンズも開放F値3.5とスペックでは前にアップしたペンSには劣りますが、これがなかなかの描写をするので面白い。完全マニュアルですが、広いラティチュードの現代のカラーネガフィルムを用いればすばらしい写真がとれる気がします。オークションで手に入れたこの個体はモルトが劣化気味で裏蓋パコパコですが現像から帰ってきたプリントを見てますます好きになりました。裏蓋引き下げ式ゆえの光線漏れを気にしていましたがこのまま使えると確信しました。
完全マニュアルが基本ですが、上図のようにフォクトレンダーのクリップオンメーター、VCメーターを取り付けると暗いところでも至適な露出が得られていいですよね。このメーターは針で示すような直読式ではないですが、なかなかに優秀です。
作例を一つ。以前にペンSをアップしたときに出した画像とほぼ同じ場所です。なかなかシャープな写真だと思いませんか???実力は相当なもので、後のハーフブームの隆盛が既に約束されているかのようですね。
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