![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/87/3361fce9ea3d10e6c6f8503b3fe75023.jpg)
My Buddy/Buddy Greco
(Epic LN3660)
(Epic LN3660)
Buddyがエピックレコードからリプリーズに移ったときに”これで自分も安心して引退できる”とコメントしたのは有名な話です。弾き語りが得意で粋な魅力をもったシンガーで、男性的な、歯切れのいいスピード感と迫力に満ちあふれた唄いっぷりがシナトラにこういったコメントをのこさせたのでしょう。ピアノに関しても相当な実力と思われ、ベニー・グッドマン楽団でも歌、ピアノ、アレンジと3足のわらじを履いて活躍したと言います。Coral, Kapp, Epic, その後Repriesと移っていきますが最も油が乗った歌唱を聴かせるEpic時代に名盤が目白押しです。
本日アップのアルバムはこのエピック時代を代表する第一作で自己のトリオを率いて、シカゴのLe Bistroに出演した時のライブを収録したアルバムです。Buddyのピアノとボーカルが最もシンプルな形で表現された好盤と思います。A面1曲目のラテンタッチで静かにはじまる"Like Young"からもう彼の虜になってしまう渋さです。つづく“Only Love Me", "Misty"や"Just In Time"の粋な歌唱も聞き物です。B面ではシングルカットされたと言う"Lady Is a Tramp"からはじまりますが、静かにはじまり徐々に盛り上がっていく計算され尽くしたパフォーマンスは大歌手出現を予感させる好唱と行っても過言ではないと思います。
エピックのモノラルオリジナルですが、カバーの女性のとてもキュートで印象に残る秀逸なジャケと思います。粋なボーカルの一枚と行ってよいと思います。
リプリーズ移籍時の逸話はジャズ批評の受け売りです。(笑)
リプリーズ時代については、この受け売りによると”・・・”だったようです。自分としては聴いておらず、何とも比較のしようがないのです。エピックのもう一枚、Buddy & Soulは編成が大きいですがこれも好きな一枚です。
トループの鼻にかかった声も個性ですよね!
このブログを拝見して思わず嬉しくなりました。彼の声には張りがあり男性的でスケールの大きさを感じます。最近も自己のクラブ出演(奥さんも)で忙しそうで嬉しく思います。
やはり Epic が素敵でした。転居の際、ほとんど売り払った自分を責めています。
グレコのエピック盤いいですよね。
自分はこのアルバムは入手して10年ぐらいですが,一発で好きになりました。弾き語りも上手いし,アメリカらしいシンガーですよね。日本での評価は,シナトラに比較されるので、常にアンダーレイテッドです。もっと評価されればいいのにね。
宜しければ,古い記事にもどんどんコメントくださいね。これからも宜しくお願いいたします。
ハワイアン、ボサ・ノヴァもよく聴いていますが、昔風のスタンダード音楽以外にはあまり興味を持てません。
自分が好きな歌手は以下のような歌手です。実は地方の雑誌にスタンダードに関する連載記事を書き始めたところでした。宜しくお願いします。
Vic Damone
Tony Martin
Buddy Greco
Steve Lawrence
Dick Haymes
Jerry Vale
Billy Eckstein、など男性中心です
ボサノバからハワイアンまで,ジャンルが幅広いですよね。ボーカル好きならそういう風になっちゃうのは良くわかります。男性歌手自体が女性に比べ劣勢ですし,挙げられたシンガーはすべて本邦では過小評価ですよね。
男性ボーカルもボッサを含め,たまにアップしますので貴重なコメント,ご指摘を頂戴できればと思います。
今までにAmazon. com でいくつか論評を出しております。例えば Vic Damone- That Towering Feeling / Young & Lively など、本名で書いております。宜しければ御参考までにどうぞ。