Strictly U.S.A. / Caterina Valente (LONDON LL3307)
先日、YouTubeをサーフィンしながらザ・ピーナツ映像を見ていた。そういえば、シャボン玉ホリデーのエンディングはスターダストでしたよね。あの頃の編集が少ないバラエティ番組、今見ても新鮮ですね。さてそのピーナツが唄っていた「情熱の花」って知ってます?そうです、ベートーベンの「エリーゼのために」のパクリ曲です。結構、ヒットして有名曲だと思うのですが、これ自体が外国のカバーなんです。本家は、今日の主役のCaterina Valenteです。
1931年スペイン系の父とイタリア人の母の間にパリに生まれたヨーロッパ人です。「唄う通訳」というニックネームがあり、ヨーロッパはもとより、その幅広い活躍はアメリカではジャズ、ポップボーカル、ボサ、日本では歌謡曲に影響を与えたのです。情熱の花のオリジナルのVINYLをもってりゃ、一流のボーカルファンですがやっぱり2・3流の自分のコレクションはそこまで用意周到とはいかないのです(笑)。でもってカテリーナのアルバムを一枚紹介しますね。勿論、ジャズ批評の「女性シンガー第百科」にも掲載されている"Superfonics"も良いですが、これはまた別の機会に・・・。紹介盤は個人的にジャケ写が好きな"Strictly U.S.A."です。演奏はJohnny Keatingのオケです。センターラベルには"Made in England"、ジャケ裏解説には"printed in USA"の文字がおどります。London レコードなのでやっぱり英国録音なのでしょうかねぇ・・・?まあ、それはさておき、タイトル通りアメリカンスタンダードのオンパレードの選曲が良いですね。A面のLet's Fall In Love ~ Love Walked In ~ There Will Never Be Another You ~ My Funny Valentine ~ Old Devil Moon ~ Come Fly With Meとつづくくだりはアメリカ進出のウケ狙いを感じますよね。
ビーナツの持ち歌の「恋のヴァカンス」と「ウラ・セナ・ディ東京」を日本語でカバーしたのがありますので、リンクから一聴あれ。
私等はこの時代の曲がエエな~って思いますが嫁(4つ下ですが)の世代になると新御三家の曲や当時の1発屋アイドル歌手が懐かしいらしいです!ところで68年製のB-25買いました、すごく鳴ります!FBにアップしております。
まさか、カズさんからここにコメントが入るとは・・・。万年筆のCMって、完全に忘れています。どんな奴でしたっけ?
やっとの思いでB-25のログみました。ブラックボディは珍しいね。最初、フライトジャケットの話かと思ってました(笑)。ギブソンでしたね。B-25はナチュラルが多いような印象です。そう、J-50の小振りな感じ。LG-1を買ったときに数本試奏したことがあります。LG-1に比べりゃ、低音がなる印象でした。確かブレーシングがXじゃなかったかなぁ・・・。いいの、買いましたね。
情熱の花のオリジナルのVINYLは、私は4流なので持っていません(笑)
多分,主戦場はヨーロッパですよね。唄う通訳ですから、いろんな所でrecordingされているのでしょうね。本邦ではピーナツがらみで結構知られた存在だったようですね。当時の事は,まだ物心ついておらず頭に入ってませんでした。何枚か所有していますがLondon, Decca, RCAがあったと思います。ebiさんが4流なら自分は5-6流という所ですね!