Eddie Costa 5/Eddie Costa
(Mode MODLP#118)
決してジャズピアノ,ジャズヴァイブでトッププレイヤーという訳ではないですがいやいやどうしてコスタのピアノ,ヴァイブはともにそれぞれのスタイルは充分に個性的ですよね。ある意味マルチプレイヤーな訳ですが,どうしてもターゲットが曖昧になってアンダーレイテッドの烙印をおされてしまうのが世の常です。一層,バイブの時は変名を使ったりすれば良かったのかも知れません。個人的には,強烈な左手を駆使したパーカッシブなピアノが好きですよね。本日はフロントラインに端正なファーマー,情熱的なウッズを加えた五重奏団によるMODE盤をアップいたします。
録音は57年、NYCです。あらためてメンバーをあげますと,Eddie Costa(p, vib), Art Farmer(tp), Phil Woods(as, p), Teddy Kotic(b), Paul Motian(ds)の5人です。スタンダードは"In Your Own Sweet Way", "Nature Boy", "I Didn't Know What time It Was"の3曲です。のこりの4曲はメンバーオリジナルでWoods2曲,Farmer, Costa各1曲の全7曲です。この時期のファーマーのラッパはドライで端正でとっても好きです。後期の甘いフリューゲルもいですが、個人的にはやっぱりラッパです。Woodsの若々しい情熱的なプレイは、ある意味ファーマーと好対照で絶妙なコンビと言えますね。"I Didn't Know What time It Was"ではコスタにvibをまかせて、Woodsのめずらしいピアノも聴くことができます。
所有盤はブラック&レッドのモードのモノラルオリジナル盤です。2人のフロントラインが切れよく収録されており,気に入っています。57年と言うメンバーの絶頂期を捉えた快演ですね。
MODEは好きなレーベルの一つです。風邪ひき盤が気になりますが,オリジナルのEvaのイラスト,ブルーバックとポイントガ高いですね。自分も何枚かありますが,数えたことないなぁ・・・。
再発のインタルード盤がありましたが音質が今ひとつで、日本盤も今一つホットになれない内容に共に手放してしまいました。
今思うと…何やっとんじゃ!!ですよね?
そうですね。WOODSだとBYRDが多い気がしますが、FARMERは以外とないかもしれませんね。
コスタは2曲以外,すべてピアノですよ!
国内盤はトイズファクトリからたくさんでましたよね。
結構,重量盤で装丁も良かったですよね。
ただ色合いのビビッドさは、やはりオリジナルのものです。
これまた実に渋い1枚ですね。ファーマーとウッズという
フロントも珍しいのではないでしょうか?
この時期なら2人とも絶好調なプレイ展開しているのでしょうね。コスタがピアノならなお良かったような気がしますが。
モード盤・・一時国内盤たくさんでましたよね。
買い逃し後悔してます(爆)
こちらこそご無沙汰しています。
御指摘のとおり,オリジナルモノ盤です。自分も以前はテイチク盤できいてましたが、カバーの鮮明度からまず違います。音もいいですよ。モードは時に風邪ひき盤があるので要注意ですが・・・。
4回負けとは相性の悪さを感じる一枚なのでしょうね。
懲りずにトライあるのみです。
うむ、これはオリジナルですよねぇ~~♪
死ぬほど羨ましいです。
自慢じゃ~ありませんが、これまで私は4回もオークションで負け、廃盤店でも良い出会いがありません。
今では入手も諦めて、シミジミと日本盤を鑑賞しておりますが、何かまた入手意欲が沸いてきました。
やはり人生は、何かしらの刺激が必要ってことですかねぇ~♪
ありがとうございました。