The Modern Jazz Quartet European Concert vol.1&2/MJQ
(Atlantic SD1385&1386, jp reissue)
MJQという名前を初めて知ったのはかれこれ40年以上前だったと思う。FMから流れるFontessaで会った記憶が残っている。クラシックのような室内学的サウンドが今ひとつ好きになれなかった。ジョン・ルイス色が強く出たアルバムです。一方,ミルトが活躍するアルバムではスタンダード,ブルースともにファンキーな印象ががせん強くなっていいですよね。彼らを最初に好きになったのは,晩年の(いや円熟味を増したと言った方があたりかもしれない)2枚組ラストコンサートでした。これよりもずっと前の1960年にヨーロピアンコンサートと称して同様な集大成的ライブアルバムを録音しています。恐らくラストコンサート以前にMJQを好きになった方には彼らの全貌を表現した忘れる事が出来ない代表作であるに違いない。本日はこのvol.1&2の2枚をまとめてアップです。
メンバーはご存知ミルト・ジャクソン,ジョン・ルイス,パーシー・ヒース,コニー・ケイの4人です。録音は1960年4月,ヨーロピアンツアーのライブでコペンハーゲン,ゴッテンブルク,ストックホルムの演奏が納められています。曲目は十八番ばかりで最早、説明の必要はないですよね。全て入っています。
ラストコンサートにひけをとらない出来で、これを聴くとラストコンサートが2盤煎じである事がわかる筈ですね。所有盤はともに国内盤再発です。どうも音が薄い感じが否めません。アトランティックらしい音と言えばそうなんですが・・・。
貴殿のご要望にお応えし「Peggy Lee Sings With Benny Goodman」をアップしてみました。今後とも宜しくお願いいたします。
Vol.1 は買ってません。何故か不思議です。
1974年4月 MJQ を大阪で観ました。
期待せずに観たのですが、やはり名門バンドでした。
ラストコンサートは悪くはないのですが、
盛り上がる前に演奏が終わるみたいで・・・・
生MJQ、さぞ素晴らしかった事でしょう!
この頃はまだジャズまで行ってませんでしたね(笑)
随分後ですがミルトのみ生で聴いた事があります。ブルースフィーリングが素晴らしいですよね。
やはりヨーロピアンコンサートはセットで欲しいですよね。輸入盤(オリジナリティは不明ですが・・・)に2枚組gatefold coverの仕様もありますよね!