Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

TROPICAL QUEENSLAND AUSTRALIA

2014-01-20 05:10:45 | ゆるゆる旅日記

年末年始は9連休に恵まれ(?)新年は Australia で迎えました
【 色鮮やかな世界遺産を旅する 大自然ハイライト7 】の旅程は
   Cairns ~ Ayers Rock ~ Sydney と大陸をぐるりと飛行機で廻ります

第1日目 12月30日(月)
関西国際空港/大阪発20:25 JQ 0016

第2日目 12月31日(火)
ケアンズ空港/ケアンズ着05:10
宿泊する NOVOTEL CAIRNS OASIA RESORT に直行する ここは2連泊です
HOTELの廻りの見上げるような樹々は マンゴーの木です 気候が良いのでいくらでも伸びるのでしょうか 樹々も上の方に黒い塊がたくさんぶら下がっております なんとコーモリ(蝙蝠)でした 夜間になるとビューンビューン飛び回ります 翼を広げたら1mもありましょうか
午前は スカイレールと高原列車のキュランダ観光鉄道で キュランダ観光へ
スカイレールも高原列車も熱帯樹林などの自然環境を壊すことなく作られております
キュランダ村では コアラ・ガーデンズでコアラを抱っこしての記念写真 コアラの迷惑そうな顔 いやぁ~大迷惑をしているのに違いありません
夕食は レストラン「ダンディーズ・オン・ザ・ウォーターフロント」へ


第3日目 1月1日(水)
午前は グリーン島Green Islandの観光  “緑の宝石”と形容されるこの島はケアンズからのアクセスが最も便利なのだと言う それでも高速船で1時間近く要します
青い海(海は青色であることを実感)と白い砂 地球にもまだこんなに綺麗なところがあったのでした
グラスボトムボートで海底の珊瑚礁と色鮮やかな魚たちを見ます ボートに海ガメが並走している
柔らかな時間がゆらゆらと流れるのでした
夕食は 「M・ヨーゴ」でモダンオーストラリアディナーです
ヨーゴさんは日本人なのだそうです 和風味のフレンチでしょうか なかなかの風味でした

第4日目1月2日(木)
ケアンズ空港/ケアンズ発 7:25 QF 1851
コネラン空港/エアーズロック着 09:40 外気温は37℃を超えています 太陽光が皮膚に痛いのです
砂漠ではたくさんのコバエ(小蝿)がまとわりつく とくに水分を求めてなのか眼や口に集まってくるようだ ホテルの売店で頭からすっぽり被るネットを購入するも これもまた煩わしい
着後 マウントオルガMount Orgasへ
周囲22Kmにわたって大小さまざまなドーム型の奇岩が集まり アボリジニの言葉で“カタ・ジュタKata Tjuta = たくさんの頭”と呼ばれている。その中でもっとも高いのが 546mのマウントオルガです
マウントオルガの岩間に現れるのが「風の谷」で宮崎アニメの舞台になったそうな
東へ約50Kmには広大な赤い砂漠の中央に鎮座する 高さ348m 周囲9.4Kmの世界最大の一枚岩 「ウルルUluru」と呼ばれるアボリジニの重要な聖地なのです
エアーズロックAyers Rockのサンセットツアー 赤く染まっていくエアーズロックにシャンパンで乾杯!
地球を感じさせるスピリチュアルな体験をしているんだなぁ~
野外でのバーベキューディナー そして星空観察 星が降ってくると言うよりも手に取れるように近くで輝くのです 現地ガイドのミッシェルさんの説明がよく解ります 肉眼で観測できる星は約2,000個なのだそうですが 星をこんなにはっきりと観たのは初めてのことです
リゾート内の VOYAGES AYERS ROCK RESORT 泊

第5日目 1月3日(金)
早朝の シルエット・ウルル、エアーズロックサンライズ そして登山の行程はパスしました
なにしろ寝不足で疲労がピークに
ホテルでゆっくり朝食を摂る
コネラン空港/エアーズロック発 13:05 JQ 0661
シドニーキングスフォードスミス空港/シドニー着 17:30
夕食は やっと和食でした
RADISSON BLU PLAZA HOTEL SYDNEY泊  2連泊

第6日目 1月4日(土)
シドニーでは ブルーマウンテンズのエコーポイントを目指して
Sydney の街からバスで約2時間のBlue Mountains はユーカリの樹海です
ユーカリの森から発生する油が気化し 青く幻想的な雰囲気を醸し出しているのだそうです
急斜面を落ちるように進むトロッコ列車 スカイウェイ(ロープウェイ) ケーブルウェイ(ゴンドラ)を乗り継いでエコーポイントへ
Echo Point は果てしなく広がるジャスミン渓谷と三姉妹の伝説で有名な奇岩スリー・シスターズはベストスポットでした スリー・シスターズの伝説は かってこの地にアポリジニの美しい三姉妹が父親とともに暮らしていた ある日 娘のうちの1人がうっかり魔王の眠りを妨げてしまい 3人の姉妹は魔王の怒りをかってしまうのです。三姉妹の父親は 魔王の手から娘たちを守るために 魔法の杖を使って三姉妹を岩の姿に変え 自分はライヤーバード(琴鳥)となって魔王の手から逃れたのです ところが逃げる途中で 父親は魔法の杖を落としてしまい 三姉妹は岩のまま残されることに 鳥となった父親は今も杖を探してBlue Mountains の上空を飛んでいるのだと言います
ところでなんと幸運にもスパーブ・ライヤーバードSuperb Lyrebirdを見つけたのです
ブッシュのなかでガサゴソ這いずり回っていたところを発見!雄の長い尾羽を揺らした体長80cm程でしょうか これでは魔法の杖は落としてしまいそうでした 10セントの銀貨コインにデザインされております

午後は オペラハウスの見学
夜は シドニー湾の「キャプテン・クック」でディナークルーズです
ハーバーブリッジを眺めて わずか200年の歴史で構築したこの国の大きさを感じてしまいました
第7日目 1月5日(日)
シドニーキングスフォードスミス空港/シドニー発 06:10 JQ 0400
ゴールドコースト空港/ゴールドコースト着 06:30
ここで乗り継ぎで一路日本国を目指します
ゴールドコースト空港/ゴールドコースト発 10:05 JQ 0019
関西国際空港/大阪着 18:20
外気温は4℃でした!
 
後日の家人の弁 『もう こんな刺激的なことは ないのだろうなぁ~!』と
人生には実にいろんな『旅』があるのでしょう
それはいつまでも変わらないだろう
夢に満ちた『旅』はいつまでもとっておきたいものだ

    

     


三たて とまではいかなくとも

2013-08-02 05:35:13 | ゆるゆる旅日記

三たて とまではいかなくとも

【 出雲大社「平成の大遷宮」と日本庭園由志園「特性出雲そば会席」 】
蕎麦が好物なのです

中国横断自動車道(尾道松江線)の松江自動車道(三次~松江間)が 3月30日に開通して
広島市~松江間が3時間40分を要していたのが2時間50分 つまり50分も短縮したというのです
山陽路と山陰路の間は連絡が悪く 山陰へ出かけるのは気が引けるのが常であった
ま これで広島~島根が少しは近くなりましょうか
その利便性と さらには家人が未だ出雲大社へ参拝したことがないということで 60年ぶりとなる「平成の大遷宮」へ出かけてきました
3連休の中日のせいかツアーバスは満席です やはり年配の人が多いのでした
昼食は 松江の大根島にある「由志園」である
【特性出雲そば】が楽しみできたようなものですが いわゆる宴会料理に出雲そばらしきものが並んでいるのでしたなぁ
蕎麦の三たて は
挽きたて
打ちたて
茹でたて
ですが まぁここまでのびきった蕎麦を食べるのは初めてです
由志園は 牡丹と高麗人参の里とうたうだけあって 手入れの行き届いた中々の庭園でした
別棟の温度調節した室内には色鮮やかな牡丹の花が咲いており 季節外れの艶やかさに堪能でした
縁結びの神様として知られている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る出雲大社までは それ程の時間を要しません
それでも連休のせいか参道が近くなると渋滞です
混雑であまりゆっくり参拝できませんでしたが 本殿遷座を確かめて(?)帰路に着きました

一、 に 香り
二、 に はごたえ
三、 に のどごし やぶのそば に行きましょう

    

    


九州の初夏は雨でしたが

2013-07-13 09:21:31 | ゆるゆる旅日記

初夏の九州は雨でしたが ゆるゆる旅日記です

初夏の行楽は 昨年と同じコースのツアーを選んだ
と言うのも 昨年はその地域が集中豪雨のため甚大な被害が派生して 道路は決壊寸断されて 直前になって中止になったことで再度の“挑戦”なのです
マ 神話の里の「高千穂」に行ってみたいというのが本音なのですが
九州へは往路復路とも新幹線でJR小倉駅まで走り そしてバスでゆっくり廻るのです
タイトルは『 美しき九州感動の涼景めぐり2日間 』です

 小倉に着いて間もなく 雲行きが怪しくなり出しポツポツと
傘の用意があって助かりました 家人は合羽を着用しています

○ 由布川渓谷
  由布川渓谷(ゆふがわけいこく)は 大分県別府市から由布市狭間町にかけての大分川水系由布川の上流に位置する峡谷
  約15m~60m の高さの切り立った断崖の下を渓流が流れる峡谷があるのです
  そして なぁ~んと文字通りその谷底まで降りていくのです
  苔の生した急な階段の細い道と坂道を 傘をさしたままずんずんと降りていくのですが 雨に濡れた足元はなんとも心細い限りです
  やっと降り付いて見上げればいくつもの細い滝筋が流れ落ちている
美しい峡谷と草原で知られるオーストリアのチロル地方になぞらえて《 東洋のチロル 》とも呼ばれるそうな それはいくらなんでも言い過ぎではなかろうかと
チロル・アルプスの山々では絵のような風景に出合うリラックスタイムを体験することができるそうです ぜひとも訪れてみたいものだと思いました
ところで階段です 下りがあれば必ず上りがありました(後先を考えない思慮不足がまたしても露呈)
ここでリタイアして救助隊を要請する訳にもいきませんでした バスに乗り込んでしばらくは【心の臓】が爆発寸前の状態でしたなぁ ゼェ~ゼェ~ O2 が欲しい
○ 鍋ケ滝
  次は 熊本県阿蘇郡小国町にある鍋ヶ滝です
  やはり渓谷であるわけですから またまた階段昇降を強いられます 思わず躊躇して家人には待っているように言われたのですが決行! ここはそれ程厳しくはなかつたとは云え 今回のツアーは【心の臓】に負荷がかかり過ぎです
  鍋ヶ滝はいわゆる「裏見の滝」で 滝の裏側は大きく抉られたようになっており洞窟のような空間ができており滝の裏側にはいることができるのです 滝裏から水のカーテン越しの光景を見ることになります
  しかしまぁ このまま浸食が進行するといつの日か一枚岩も崩れ落ちるのでしょうか
  雨で滑りそうなので表側から眺めるだけにしました もう膝がカクカク笑っておりますので 足腰が弱ってきていることを「トルコのエフェソス」に続いて実証
○ くじゅう花公園
  標高800m 面積は約20ha の花の公園です
  久住山を借景とし 反対側には阿蘇五岳を見晴らすはずなのですが生憎の雨模様です
  1993年に開園したものの入場者数が減少して財務状況が悪化 施設の社員有志を中心に新会社を設立して営業しているそうな
  そのせいかスタッフは張り切っているのが感じられました
  サルビアの赤が季節を覚えさせてくれました
  雨天でしたので花盛りの温室のなかは写真撮影には好都合です
○ 黒川温泉郷・瀬の本高原 が今夜の宿です
  雨は本降りですなぁ
  諦めましたよ!  阿蘇五岳や九重連山眺望も 緑の絨毯の草原も 高原の満天の天然のプラネタリウムも !
明日はどうにかなりましょうか!
○ 草千里
  どうにかなりませんでした!
  草千里で阿蘇を眺めながらの昼食の筈が 数メートル先は濃い霧で視界ゼロ
  昼食で家人の分まで食べた馬刺しか お椀の海老に依るのか 蕁麻疹が
  あまりひどくならずに消褪する ヤレヤレです
○ 原尻の滝
  竹田市の東隣に位置する豊後大野市緒方町に 昨日に続いて滝めぐりです
牧歌的な田園風景と言えば聞こえはよいが 田圃のなかに日本の滝100選に選定されている《原尻の滝》が平地の河川に忽然とあらわれる感じでしょうか
滝の下流には木造の吊り橋である滝見橋があり すぐ上流には沈下橋がそれぞれ架けられており これらの橋を通って滝の廻りを一周する遊歩道ができているのです
  幅が120m 高さが20m あるそうですが昨日からの降雨のせいか水量が多く《 東洋のナイアガラ 》の呼称はかなり大袈裟であるにしても迫力があります
○ 高千穂峡
  高千穂峡は 宮崎県西臼杵群高千穂町三田井にある五ヶ瀬川にかかる峡谷である
  阿蘇カルデラをつくった火山活動によって 約12万年前と約9万年前の2回に噴出した軽石流(いわゆる火砕流ですね)が五ヶ瀬川の峡谷に厚く流れ下り この火砕流堆積物が冷却固結し溶結凝灰岩となり 柱状節理が生じたものである 五ヶ瀬川の浸食によって再びV字峡谷となったのが高千穂峡なのです
  自然遊歩道はゆっくり歩いて30~40分くらいでしょうか 川床は溶結凝灰岩から成り随所に甌穴(おうけつ)がみられる
真名井の滝(まないのたき)は 高千穂峡の川幅が狭まった部分に流れ落ちる滝である
  高千穂峡の絵葉書に出てくる まぁここが見せ場でしょうか
  神話によると天村雲命(あめのむらくものみこと)という神が天孫降臨の際に この地に水がなかったので水種を移した これが天真名井として湧水し滝となって流れ落ちているのだそうな

 雨と水飛沫を浴びながらの滝巡りの2日間でした
 高千穂神社や天岩戸には立ち寄りませんでしたので 今度は出雲の国へ出向きましょう
 そしてチロルへも訪れましょうよ

    

         

                               


北の大地は 雨模様でしたが そのⅡ

2013-06-19 18:10:40 | ゆるゆる旅日記

北の大地は 雨模様でしたが そのⅡ

 朝食を終えた頃には 旭川に在住のA氏から『もうすぐ高速道路を降りて札幌市内に入ります』と携帯電話がある
早速にH氏にもロビーで集合の連絡を
 2年前に勤務先の福利厚生としての北海道旅行の際に A氏を旭川に訪ねて以来である
元気そうだ!休む間もなく同君の車で近隣を案内してくれることになった
生憎 ポツポツと雨模様
道南の支笏湖方面へのドライヴである
山越えをしていくうちに雨足はひどくはならないものの止むことを知らない
ゴールデンウィークは遠くに過ぎたというのに道脇の山裾には未だ残雪がある
これ程に春が遅いのは珍しいそうである
『いつもの気候なら十勝平野の花畑でも散策してもらうつもりでしたが 申し訳ありません』 と頻りに詫びるA氏であるが こればかりは天の采配なのです
 支笏湖湖畔に到着 なんと誰ぁ~れもおりません 
観光客相手の土産物屋や食堂も手持無沙汰のようでジ~ッとこちらを見ている寂しさ 以前に家人と訪れたときの賑わいが嘘のようです
苫小牧へ向かいます
苫小牧は H氏が定年退職後に乞われて嘱託研究員として数年間も勤務した研究施設があるのだが粗通りしてしまいました
JR室蘭本線に沿って走り「白老(しらおい)」の町に
ここで白老の特産である白老牛のステーキを食しました 昼からステーキというのもいかがなものかと思いつつも美味しいので完食です
折角ここまで来たのですから 観光をしましょう 
アイヌ民族博物館に立ち寄ります
アイヌの文化遺産を保存公開するために1965年に白老市街地にあったアイヌ集落をポロト湖畔に移設・復元した野外博物館です アイヌ古式舞踊もみせてくれました
 雨の中 道央自動車道で札幌に帰ります 
雨天のせいで見聞するものは少なかったのですが 男だけ3人で近況やら家族のことやら先々のことを話し合えて これはこれでゆるりとした一日であった
そうなのです 気を使うこともなくゆったりとした時間をもらうことができた雨模様の北の大地なのでした
 ひと休みをしてから 夕刻には「すすき野」へ赴くのです

   

 


北の大地は雨模様でしたが

2013-06-17 05:46:39 | ゆるゆる旅日記

北の大地は 雨模様でしたが

 学会出張と言う名聞で 5月の札幌へ2泊3日の小旅行である
2年程前に 勤務先の福利厚生の一環としての旅行以来の北海道である
今回の小旅行の楽しみには 研究所の嘱託としてかって数年間勤務して札幌を熟知している盟友H氏と札幌で合流しての旅であること
彼は横浜から早い時間に着いていたのだ 
そしてまた旭川にいるA氏との再会の約束があることであった
広島空港からのJAL便は定刻に新千歳空港に着いた 
今まで何度か新千歳空港に降りているのだが いつもは迎えの交通手段が待っていたので気にもしなかったのですが空港からJRでの札幌駅への車窓は新鮮なものに感じたのである
札幌駅にはH氏が待っており 蕎麦好きの2人は計画していた蕎麦屋へ向かうのである
円山公園の近くの『さくら庵』です
黒板張りの外観に まるで表札のように控えめな『さくら庵』の看板
入口から細長いエントランスを抜けると板材の床に生け花が飾られた待合室があり 京都の料亭を思わせる和風の空間美の雰囲気もなかなかよろしいのです
奥行のある木のカウンターは まるで洒落たBar のようです
まずは札幌での再会に乾杯!生ビールが美味しいのでした
蕎麦は“鴨せいろう”です 更級粉と石臼挽き粉をブレンドして打ったと言う独自の配分の更級系の?です 香りもよし
合鴨の炙り具合いも風味も満点です
さすが評判どおりでした 満喫!
「大人の隠れ家にしたい蕎麦屋です」「隠れなくてもよいか~」
夜には北海道の地酒で更に堪能しかったのですが叶いませんでした
 宿泊先のホテルに荷を置いて 学会場へ 今回は会場が4ヵ所に分散してはいるけれどもシャトルバスが便利である 10年後 20年後には混迷から脱却すべく若い参加者が多いことで安心しました
夜にはH氏と「すすき野」で合流の約束なのです

    


メルハバ!トルコ その ・ Ⅴ

2013-05-22 20:10:11 | ゆるゆる旅日記

5/3
○ ボスポラス海峡クルーズ
黒海とマルマラ海を結ぶ約30kmのボスポラス海峡です
大型遊覧船の貸切で1時間のクルージング 海峡沿いの宮殿や寺院・城塞などを眺めながら心地よい風に吹かれながら『アジアとヨーロッパの真ん中を航海しているんだなぁ』と思ってみたりしました
あちらこちらからアザーンが聴こえてきます
アザーンはイスラム教の礼拝への呼びかけのことです ユダヤ教のラッパ キリスト教の鐘の役割と同じなのでしょうが肉声であることに特徴があるのです 「神は偉大なり」と言う「アッラーフ・アクバル」の4度の繰り返しから始まるのだ
1日5回の礼拝の時間の前に礼拝の時間が来ることを伝えるために モスクのミナレットから呼びかけられる しかしまぁコブシが効いていてまるで演歌ですよ まさか日本の演歌の原点ではないでしょうに
国民の99%がイスラム教徒なのですがお酒は飲むし若者はあまり礼拝に行かないらしい
 そしてユスキュダルの街のガイドがありました
ユスキュダルはイスタンブール市の東側のアジア側に位置して人口集中地域らしい
しかしなんといっても1950年代に世界的にヒットして 日本でも江利チエミの歌唱で知られたトルコ民謡の「ウスクダラ」でしょう 江利チエミの摩訶不思議な奇妙奇天烈な歌詞は原歌詞とは殆ど関係がありません
  ウスクダラに行った時は雨だった
   キャーティップの着物の裾は長く 跳ね上がっていた
    キャーティップは起きたばかりなのか 目がぼんやりしていた
     キャーティップは私のもの
      キャーティップは私のもの
       腕を組めるのは 私だけ!
とまぁ女性からのラブソングがもともとの意味なのだそうです

5/4
アタチュルク空港/イスタンブール発 00:50 TK 0046
現地日本語スルーガイドの“あいちゃん”が握手でお別れ『また来てください!』そうです!ぜひとも再訪したいものですよ
なにに感動したのか 壮大な自然の景観或いは歴史の重さ いやぁ気が遠くなるような時の流れがあることを知らされたことでしょう!
また来たい!
それは インシャアッラー insallah…
「願わくばそうしたい」「アッラーのおぼしめしがあれば そうなるでしょう」
関西国際空港/大阪着 17:55

  

 


メルハバ!トルコ その ・ Ⅳ

2013-05-22 05:50:05 | ゆるゆる旅日記

5/2
ヨーロッパの果て そしてアジアの終着点でもあるイスタンブールは古来より歴史と文化の大舞台でありヨーロッパとアジアが感じられる時空を超えた永遠の都でした
イスタンブールの市内を観光するのですが それにしても車の多さと渋滞のすごいのには驚きでした
この問題を解決しなければ次回のオリンピック開催は難しいだろうなぁ
○ 地下宮殿
地下宮殿の通称で知られるバリシカシスタンは東ローマ帝国の大貯水槽です
この貯水池は ジェームス・ボンドの映画「007ロシアより愛をこめて」の撮影場所として使われたというのは間違いのようです
○ トプカプ宮殿
あの世界を制したオスマントルコ帝国の最盛期を約400年にも渡って支え続けたトプカプ宮殿です 目もくらむような宝石の数々が収められた宝物殿では溜息が出ましたなぁ
ロケーションは 金角湾―マルマラ海―ボシポラス海峡が見渡せる丘の上
○ アヤ・ソフィア大聖堂
長~い行列でやっと「聖なる叡智の聖堂」をアヤ・ソフィア
あたかもブルー・モスクと並ぶようにして旧市街にそびえ立つ
赤い聖堂で中は暗くてひんやりとしているのだけれどもステンドグラスや窓から差し込む光が幻想的で心が落ち着くのでした
モザイク模様の色褪せていないことには感嘆
○ ブルーモスク
ここもまた入場までの長い行列です
ブルー・モスクは正式にはスルタンアフメット・ジャミイと呼ばれる
青いイズニック・タイルとそれを引きたてているステンドグラスの光があまりにも美しいことから通称でブルー・モスクと呼ばれるのです
礼拝をしているイスラム教徒の人たちを見ていると 信仰も難儀なことだなぁと思う 不敬ですか いやそう思わざるを得ない程に信仰とは大変なことなのでしょう
観光客が多すぎて決して静かな厳かさはないけれども それでも青い世界の広がりが素晴らしい
○ グランドバザールとエジプシャンバザール
市場に入ると同時にあちらこちらの店頭から「こんにちは」「コンニチワ」の呼び込みが
何千軒もの店が入っており迷子になりそうなくらい広いのでしょうが あまりに観光化され過ぎているのか値段も高いようでした
ここは添乗のSさんと現地日本語ガイドの“あいちゃん”に敬意を表して?顔を立てて?特別に案内してくれたお店でのお買いものをしましょう
グランドバザールでは からすみ そしてエジプシャンバザールでは 絹のストールです
ここでハプニングです 一行のひとりの女性がうずくまって動けない状態に なんとかホテルまで連れていくもやはり倒れこんでしまう 救急車を要請してもらいました
過労でしょうか 旅も後半ですから
夜半救急病院から退院してきたようでヤレヤレでした
○ ベリーダンス
噂のベリーダンスは予想どおりの激しさで まぁ予想どおりでしたでしょうか
合間のトルコの民族舞踊「フォークロア」が興味をそそりました
両腕を上からぶらぶら垂らして踊る舞踊はなにを表現しているのか印象にのこります
足の動きはロシア舞踊の文化も入っていたんでしょうか

    

 


メルハバ!トルコ ・ そのⅢ

2013-05-20 08:13:03 | ゆるゆる旅日記

5/1
出がけに定番のトルコ名産のじゅうたん店に立ち寄る
まぁ確かに素晴らしいものばかりであるが 売り手の日本語のセールストークもまた素晴らしい 購入しませんでしたが
○ カッパドキア
カッパドキア(ラテン語:Cappadocia)は中央アジアの歴史的地方 或いはトルコの首都アンカラの南東にあるアナトリア高原の火山によって出来た大地とことを言うのです
つまり周辺の土地一帯を示す地名ということなのです
カッパドキアの地層は 数千年前に繰り返し起きた火山の噴火により 火山灰と溶岩が積み重なって出来ており やがて雨や湧水 川の流れによって地層が浸食されていくのだが浸食の早い遅いでキノコのような芸術品造られたのでした
カッパドキアの ゼルベの谷 鳩の谷を眺めて ラクダ岩 3美人の岩 そしてパノラマスポットのエセン・テベべ奇岩を背景に写真撮影です
昼食はテスティ・ケバブ(壺焼き料理のことです)
BUSはカイセリアへ
カイセリア空港/カイセリア発 17:40 TK 2015
アタチュルク空港/イスタンブール着 19:10
イスタンブール泊 ホテルはGRAND HYATT ISTANBUL 2連泊です

  

 


メルハバ!トルコ その ・ Ⅱ

2013-05-19 13:58:45 | ゆるゆる旅日記

4/30
コンヤでは メヴラーナ霊廟 の見学です
○ メヴラーナ博物館
独特の旋回舞踏で世界的に有名なメヴラーナ教団の創始者ジェラルディン・ルーミーの霊廟です メヴラーナとは「わが師」の意味です
マホメット(ムハンマド)の顎鬚が納められた小箱が展示されている 信者と思われる人たちが熱心に見学しているのは顎鬚には特別な霊力のようなものがあるのだろう
途中 キャラバンサライ(隊商宿跡)に立ち寄り BUSはシルクロードをまっしぐらに
140Kmが殆どまっすぐなのです 前をみても後ろをみてもまっすぐな道路だけ
さぁ いよいよカッパドキア地方に向かうのです
中央アナトリアのギョレメは奇岩があたかも群れを成しているが如くで トルコ人たちがこの地を始めて見たときに この地を《 ギョレメ = 見てはならないもの 》と称して驚嘆したそうです まさしくその通りだと思いますなぁ
○ ギョレメ野外博物館
イスラムの圧迫から逃れるために 9世紀頃からキリスト教徒は岩を掘って洞窟に教会や修道院を作ったといわれているが その中心となったのがギョレメで信徒が描いたフラスコ画が残っておりました
○ 地下都市カイマクル
地下8層に及ぶ地下都市跡です
もっとも観光には地下4階までしか入ることができません
内部には教会 学校 ワイナリー 食糧貯蔵庫などが作られ約2万人が暮らしたものだそうである 各階層は階段や傾斜した通路でつながれており まるで巨大なアリの巣でしょうか 矢印に沿って進みますが長期間にわたっての生活とはどんなものであったのか思いを巡らします
ローマ帝国の迫害を逃れてこの地に辿りついた初期のキリスト教徒たちが隠れ住み 何世紀もかかって掘り進められて拡張されてきたことでしょう
造られた年代は謎に包まれているのですが 紀元前から存在していたそうな
閉所恐怖症・暗所恐怖症のひとは観光できませんなぁ
出口から少し歩いたところには土産物屋が並んでいるのですが 日本の観光客のことは『 買いまくる ≒ カイマクル 』と言われているそうです なんだかなぁ
カッパドキア泊 YUSUF YIGITOGLU KONAGI いわゆる洞窟ホテルです
洞窟と言っても部屋の設備は完備しており快適です 内部はメルヘンチックな仕様です
家族で運営していてこじんまりとしているのだけれどもスタッフは皆優しいのでした
 テラスから眺めるギョレメの岩山が夕陽に映えて 時間がゆったりと流れていくのが心地よいのです
いやぁ~来てよかったなぁ~ 至福のひと時とはこのことでしょう チャイをいただきましょう
セントバーナードのような大きな老犬が広いテラスでノソノソしている きっとこのホテルのオーナーでしょうかしら
そう言えば 犬がほとんど放し飼いです 犬を繋いでおくのは日本だけなのでしょうか

  

  

 

 


メルハバ!トルコ ・ そのⅠ

2013-05-18 06:13:24 | ゆるゆる旅日記

いつの日か“トルコでワシも考えたい!”と思っていたので 今年のG.W.は大型連休を構築?して行って来ました悠久の時が誘う夢の時間旅行に

【この国にいきたいっ!トルコ 
アナトリア大地の歴史と自然美を辿る トルコハイライト8】

4/27
関西国際空港/大阪発 22:30 TK 0047
トルコ航空(TURKISH AIRLINES)

4/28
アタチュルク空港/イスタンブール着 05:35
そのまま国内線トルコ航空に乗り継ぎでイズミールへ
トルコ航空は「国営」なのです
アタチュルク空港/イスタンブール発 08:00 TK2312
アドナンメンデレス空港/イズミール着 09:05
ここで現地日本語スルーガイド“あいちゃん”の同行がスタートします
“あいちゃん”は外国人?にしては小柄で 日本女性と比べても小さい方だろう
『トルコ人はアジア人です!』と言うので余計親近感を覚えるのかも
トルコ人のルーツはモンゴル地方だとも言う 右へ行ったのが日本人であり左へ行ったのがトルコ人 
それが本当なのかどうか今も中央アジアには日本人そっくりの民族が住んでいるのです
トルコにはさまざまな民族が住んでいて しかもトルコ人と言うのは混血民族なのでさまざまな顔かたちの人がいるのです お~ぃ 親戚なのかい
と言いつつBUSでエフェソスへ
○ エフェソスの遺跡 
大劇場―セルシウス図書館―ハドリアヌス神殿― と歩いて廻ります
陽射しが強くて麦わら帽子を買い求めました この暑さは意外でしたが未だ旅は始まったばかりなのだ 足腰が一段と衰えてきておりますなぁ
ローマ時代の公衆便所は水洗トイレで創意には妙に感心してしまう
昼食は“チョップ・シシ” 肉の串焼きです
塩ヨーグルトの“アイラン”はまぁまぁいけるのでしょうか
パムッカレ泊 PAM THERMAL HOTEL まずはEFESビールで乾杯

4/29
○ パムッカレの石灰棚
パムッカレとは トルコ語で「綿の宮殿」と言う意味 綿とあるのは昔からこのあたりが良質の綿花の産地であることによるとか
二酸化炭素を含む弱酸性の雨水が台地を形成している石灰岩中に浸透して炭酸カルシウムを溶かした地下水となります その地下水が地熱で温められて地表に湧き出て温泉となり その温水中から炭酸カルシウム(石灰)が沈殿して 純白の棚田の景観を作り上げている と言うのが理屈です 自然が育んだ不思議な景観です おもわずワォ~!と
○ ヒエラポリス
パムッカレの石灰華段丘の一番上にある遺跡
ローマ帝国の温泉保養地として栄えたそうです
ローマ劇場 ローマ温泉などが在るそうですが遠望で省略
BUSで古都コンヤへ向かう 「今夜(こんや)はコンヤだ」繰り返したオヤジ駄洒落です
コンヤ泊 ホテルは DEDEMAN KONYA