Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

憧れのイタリア “余話”

2010-05-17 05:04:08 | ゆるゆる旅日記
続編と言うか 余話です。
 千葉から広島に転居して まぁ年齢などをも考慮して 少しのんびりと まぁボチボチとやろうか と思っていたのが正直なところ。
しかしまぁ 世の中そんなに甘くはありません 高齢者医療とは言っても昨今の不況不景気の波は病院経営も圧迫されてきており その余波は大きくなにかと忙しい日々が続きます。
大胆な気分転換をも図り 海外脱出! と決定?。
 昨年は 凋落著しいとは言え世界の中心“ニューヨーク”を見てやりましょう と用意万端 それがまぁ 新型インフルエンザ で悩みに悩みぬいてキャンセルを余儀なくされ 高い保険料を払ったものでした キャンセル料は30%以上。
 ところが 今年は アイスランドの火山の大噴火で 噴煙がヨーロッパの空港を全滅させてしまいました。決行の連絡は数日前 なにしろかなり身勝手(?)な年休をゲットしたのですから 関空を飛び立った瞬間は 思わず笑みが。
 関空~フランクフルトは往復 Cクラスで 食事はジャパニーズスタイルを選びましたが懐石料理風でなかなかでした。大学で独語は習ったとは言うものの 怪しい限りでしたが 日本人CAがおりましたのでヤレヤレ 快適。往路は北回りですから ロシアの大氷原が延々と続きます。
 どのガイドブックにも そして添乗員も いずれの現地ガイドも “スリさん”には充分に注意しなさい と繰り返す。そうはいっても どうすればいいのか 第一どの人が“スリさん”なのか。
それがまぁ 白昼 ローマのホテルのすぐ近くの路上で 突然 若い3人のネェチャンに囲まれて 金品を強奪されそうに 『コラァー!』と言ったか『オンドレァー!』と言ったか『日本男児をなんと心得るかー!』と言ったか忘れましたが大声で叱責したところ 諦めてスゴスゴ退散。でも怖い眼で睨んでおりましたが 最近はジプシーも 普通の人との区別がないのです。
 出発当日 新婚さん2人が パスポートを忘れて 同乗出来ないと言うハプニングが。海外ではパスポートは 命の次に大事ですよ ハイハイ百も承知。ところが なんと ローマのスペイン広場近辺のブランド品のブティックで 素敵なネクタイをゲット さて支払を のとき【命の次】が無いことに気がついたんです 近年久々に青くなりました。
とにかくホテルに取って帰り カボチャ頭を整理 あぁそう言えば パスポートは肌身離さずリュックに入れて背負っていたのに フレンツェで買い求めた小さなショルダーバックに貴重品を移し変えたんだっけ ホテルの机上にポツンとありましたよ あの小さいバックが。
そうです 新婚さんを馬鹿にした罰でした。うすらボケ頭をジィ~とみているパートナーの眼が 決して誉めてはいないのでした。(注:うすらボケ頭とは 私のことです 念のため)