Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

感動したのは 誰だっけ

2011-02-06 19:05:06 | のんびり歩いて
 携帯メールの交換をした八百長疑惑の発覚で“国技”としての大相撲の位置づけが大揺れである
書物によると 相撲は古くは「古事記」や「日本書記」に示されており 勧進相撲などの時代を経過し 明治維新後は力士を後援していた大名が力を失い その歴史は変換してきたのだそうな そして大正14年には 財団法人として日本相撲協会ができたのである
大相撲は興行であり “気晴らし”や“ゲーム”いわゆる“見世物”と思っていたのだが どうもそうとは言えないらしいのだ
しかしながら真剣勝負の競技スポーツはプレーするもので ワークつまり仕事ではあり得ないと思うのだが
どうやら日本相撲協会は相撲のスポーツ化を目指しているように思える NHK-TVの前のファンはスポーツとしての相撲を観たいのか それとも伝統的な“芸能”を観たいのか が不透明なのである
“神事”でもあった筈の相撲には古くから八百長の根が有ったらしい 明治43年(1910)には相撲贔屓の板垣退助があまりの無気力相撲に怒り八百長を禁止する「誓約書」をとっていたそうな
携帯メールで詐欺行為を約束するなどと言うのは 動かぬ証拠を残して悪事を働くに等しく脳がない
ただし曖昧にできないことは 日本相撲協会が「公益法人」としての行政上の位置にあることは事実なのだが
 ところで 日本相撲協会のみならず 国会周辺も大揺れを呈していることが大事なのだ
‘01年5月に東京両国国技館で時の内閣総理大臣小泉純一郎が優勝力士の貴乃花に杯を授けて『 感動した!! 』と言ったのを想い出すのだ
その後の鳩山由紀夫内閣総理大臣が どう言うのか楽しみでもあったのだがその機会がなかったのが残念でもあるなぁ 『 失望した!! 』と言われなくて済んだのかも
管直人内閣総理大臣はお出ましになるのか 『 イライラしている!! 』と言われないため 多分に土俵の上で見ることはないであろう
当然ではあるが3月春場所は中止である やはり管直人総理の出番もなくなった
そして本場所は無期限中止になった この先も路は暗いのだ
相撲は「お楽しみ」の時間なのですよ 独語ですよぉ~
いずれも平成の大騒動である

2月12日 大雪の朝 でも庭先の梅の蕾が少しだけふっくらと