Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

“ メルヘン ” は 寒さの雪のなかに

2012-02-27 15:07:46 | ゆるゆる旅日記

寒さの2月はやはり寒いところに

思ったわけではないのですがいつにも増しての豪雪であった「 北陸路 」へ

2月の連休は [ 世界文化遺産 白川郷合掌造り集落 ]へ出掛けました

ちょうど第26回ライトアップの時期に雪国の“メルヘン”を求めましょうと

新幹線で新大阪駅そしてBUS名神高速道路 ― 米原JCT ― 北陸自動車道 ― 小矢部JCT ― 東海北陸道 ― 白川郷のルートです

車窓の山々は段々に雪深くなっていくのだ

ちょうど陽が落ちた頃の白川郷のせせらぎ駐車場にはすでに数十台の貸し切りBUSが駐車している

凍りついた「 であい橋 」を渡るとすっぽりと雪に埋もれた集落が眼の前に

ガニマタ状に足を踏ん張ってヨロヨロ歩かないと危ないのです

大人の背の高さくらいの降雪であろうか家人は北国の雪を見るのは初めてなので珍しくて仕方がないのだが秋田生まれ育ちには幼少の頃の厳しさを思い出してなんだかほろ苦い

それにしても合掌造りの家屋と室内の灯りそして凍りついた雪のなかの家屋がライトアップされた景色は“メルヘン”なのでした

国重文の和田家は大勢の観光客がきっとここは観光の村なのであろう

寒い! 昨夜は-10℃であったそうな

午後730分になるとライトアップはお終いです 蜘蛛の子が散るように観光BUSは散っていってしまった

この瞬間に“メルヘン”村の賑わいは 寒さの静まり返った村になってしまうのだろうナァ

 

 宿は「金沢」である

場所は繁華街のど真ん中「 香林坊 」である かなり前に日本母性衛生学会での講演で訪れた記憶は殆どありません

翌日金沢と言えば「 兼六園 」です これはわずかに記憶が残りますが ガイドが語る宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六勝を兼備していることが由来であることなぞは忘却の彼方であり またまたがっかりでした

東の茶屋を散策 地方都市にはまだ優雅な遊人がいるのでしょう

マァいつの時代も<日本人の粋>は残しておきたいものです 余裕がないと辛くなりますから