Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

寒蝉が鳴く頃には

2016-08-27 16:18:59 | のんびり歩いて

寒蝉が鳴く頃には

現在は サラリーマン( salariied man )である
語訳すると 生活を支える主要な収入をサラリー salary< 塩の給与 >に依存しているいわゆる給料生活者である

サラリーマンの悲哀(?)を詠った一節がある
『 ちょっと今から仕事やめてくる 』 北川恵海 メディアワークス文庫
と言う短い小説のなかで主人公がつくったもの

【 一週間の歌 】
月曜日の朝は、死にたくなる。
火曜日の朝は、何も考えたくない。
水曜日の朝は、一番しんどい。
木曜日の朝は、少し楽になる。
金曜日の朝は、少し嬉しい。
土曜日の朝は、一番幸せ。
日曜日の朝は、少し幸せ。でも、明日を思うと一転、憂鬱。

かなり的を得ているのかも知れない

反復することの幸せ
或いはそれができることの幸せもあるのではなかろうか
勿論その反復のなかにささやかであっても
生きがいを見いだせなければならないのですが
私が専門職であるがゆえに思うのかも知れないが

人は 或いは人生というものは 繰り返しの平凡な日々を生きて そしてそれぞれの寿命を全うするものである という人生の無常ということになるのであろうか

猛暑日の続くこの夏 繰り返しの平凡が崩れてしまうところであった
発熱と吐気嘔吐のため近医の内科を受診したところ 夏風邪による胃腸炎の診断である
投薬による「ロキソプロフェンナトリウム水和物」の副作用なのでしょうか食欲がまったくない 摂食は水と西瓜のみ
ところが高熱にうなされてbedからずり落ちて腰部打撲 つまりぎっくり腰ですな
歩行が難しくなる 寝返りもできません
今度は近医の整形外科を受診 骨折はないと言う
ついに勤務を休むことになった
発熱 食欲不振 腰痛と三重苦ですねぇ ほぼ改善まで約3週間を要しました
 まぁ違う話ですが2年前に人間ドックで診断 数ヶ月間の入院生活を余儀なくされたことを思えばダメージは少なかったのかも知れないが

なにが起こるのか判らないのが人生なのだ
なるべく自分を振り返ることをしないように努めてはいるのだが
なにしろ72歳なのです
どうしても歳を経るのです
なにが起こるのか判らないと言うことが年齢と言うことなのでしょう
誰もが
辛い時間と遭遇しているのが人生なのだ と

もうすぐ寒蝉(ひぐらし)が鳴いて
涼風が至る季節が移ろう扉を開けてくれるのだ