Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

優しい響きの秋がきました

2017-10-14 10:24:48 | のんびり歩いて

 秋の夕をコンサートに浸りましょう 
の つもりが昼下がりの開演でした

【 ポール・モーリア
リメンバー・コンサート
ジャン・ジャック・ジュスタフレ・グランド・オーケストラ
Trigute Panl Mauriat 】
はつかいち文化ホールさくらぴあ

1,000人超の同年代でほぼ満席である
懐かしい“青春讃歌”でしょうか  おじさんたちの青春メロディーでしょう
何度もLPレコードを聴いたものでした

ポール・モーリアは 1925年フランスのマルセイユに生まれ
マルセイユの音楽学院を卒業後はパリに進出してスタジオミュージシャンとして活動
1965年にポール・モーリア・グランド・オーケストラを結成し多くのヒット曲を生み出したことはよく知られております
とくに68年発表の「恋はみずいろ」は全米ヒットチャートを5週にわたり独走し一躍彼の名を知らしめることになった
あの頃 「恋はみずいろ」はちょうど大学生の頃だったでしょうか
ポール・モーリアの人気は我が国でとくに高く1969年から1998年までたびたび来日して盛大なツアーを敢行しております
イージー・リスニング界に君臨したスーパースターは2006年に心不全により81歳の生涯を閉じた

そして ジャン・ジャック・ジェスタフレは “ポール・モーリア・サウンドを後世に残すことに命を懸ける男”なのです
1953年モロッコのカサブランカに生まれたジャン・ジャックはポール・モーリアと出あい親交を深め2005年に行われたポール・モーリア・グランド・オーケストラ来日公演ではポールから新しい指揮者に任命され公演を行った
オーケストラで活躍した主要メンバーを中心に新進のミュージシャンたちをも加えグランド・オーケストラを結成 華麗なステージで観衆を魅了している

プログラム は2部構成:
Pulstar /星空のプロムナード
Try To Remember /トライ・トゥ・リメンバー
Penelope /エーゲ海の真珠
La Maladie d’Amour /恋のやまい
Irresistiblement/ あなたのとりこ
C’est La Fete /祭りの夜
Le Sud /憧れの地平線
Toccata /涙のトッカータ
Gypsi /ジプシーのロマンス
La Piano Sur La Vague /白い渚のアダージョ
La Baie Des Lumieres /夜の港のボサノバ
L’Etoile De Mer /碧い海のサンバ
Back To Pyramids /バック・トゥ・ピラミッド
Toss The Feathers /トス・ザ・フェザース

C’est Magnifique /セ・マニフィーク
Hymne a I’Amour /愛の讃歌
C’est Si Bon /セ・シ・ボン
Music Was My First Love /歌に託して
Love Story /ある愛の歌
Romance d’Amour /禁じられた遊び
The Way we Were /追憶
Moonlight Serenade /ムーンライト・セレナーデ
A Flower’s All You Need /ペイネ~愛の世界旅行
I Will Always Love You /ボデイガードのテーマ
Darling /ダーリン
Love Is Blue /恋はみずいろ
Hungarian Dance No.5 /ハンガリー舞曲 第5番
The Show Must Go On /ショー・マスト・ゴー・オン
 
アンコールは Happy
そして El Bimboオリーブの首飾り
なんだか胸が熱くなりました
このオーケストラのCDを買い求めました
ポール・モーリア・グランドオーケストラは優しい 柔らかな響きであるのに対して ジャン・ジャック・サウンドは現代風にメリハリのある響きなのでしょうか

“若さの頃”を想い出して胸が熱くなった
若さゆえの恥ずべき日々が多かったのだ
それを思うと憂欝になるのですが どうしても考えてしまう
出来ることならば恥ずべき日は “時の流れ”と 我が“頭脳の老化現象”の相乗効果で記憶の彼方に飛んで行って欲しい
忘却も救いになるのです
幼い頃の想いでは甘酸っぱいそして儚くていいものなのですが “若さの頃”の想い出は刹那さが多いような気がするのですが

時の流れは速い  君にはわかるかなぁ
厭なことは もうたくさんだ
これからは君の愉しい話を聴きたいのだ