Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

河内藤園の藤棚 花紫は和みの色

2018-05-31 09:04:58 | のんびり歩いて

【 一生に一度は見たい景色
                  河内藤園の藤棚 】

  2012年に「実在する世界の美しい場所10」のひとつとして紹介された河内藤園へ
       10 Beautiful Places in The World That Actuaily Exist
  2015年にはアメリカCNN「日本の最も美しい場所31選」にも紹介されているそうです

折角のG.W.ですので花でも愛でて来ましょうと家人と出掛けました

  阪急交通社企画の日帰りバスツアーです
  宮島口8:20 = 白野江植物公園(北九州唯一の花木公園) = レストランARK = 河内藤園(見るものを圧倒する美しい藤の花) = 宮島口19:00
  バス走行距離は約480km

■白野江植物公園(しらのえしょくぶつこうえん)
 福岡県北九州市門司区白野江2丁目に在る
1952年頃 個人の植物園「四季の丘」として開園し市民に親しまれてきた
1993年に北九州市が買い取り 北九州市立の公園となる
 ガイドが解説をしてくれましたので楽しく散策
いずれアヤメかカキツバタ はその違いを知っているようで知らなかったのです
シャクヤクとボタン の違い スイレンとハスの違い など学習してしまいました
ハンカチの木(Handkerchief tree)の花が咲いているのは初めて見ました
そして今や希少となってしまった日本在来種の日本タンポポが咲いているのはちょっぴり感動でした
外来種が在来種を駆逐した植物の例としては 在来種のアキノキリンソウがセイタカアワダチソウに駆逐されて殆ど見かけなくなった例があるが 日本タンポポもまた殆ど見かけなくなった
違いを見分けるポイントは西洋タンポポはガク(総苞片)がきちんとしぼんでいるのが日本タンポポで外側に散らかったように反っているのが西洋タンポポなのです

■河内藤園(かわちふじえん)
 福岡県北九州市八幡東区河内2丁目2-48に在る
樋口正男(故人)が開設した敷地面積3,000坪の私営藤園です 1977年に初回開園
藤棚は長さ80mと110mの藤のトンネル 藤のドーム 藤棚 大藤棚があり花下面積は1,850坪にもなる
水彩画のようなグラデーションで彩られる藤の花のトンエルは今までに類を見ない美しさで様々な色の藤の花が順々に咲き乱れております
藤の花(Wisteria Flowers)の種類は 野田長藤 口紅藤 赤紫 紅 白 八重など22種類もあるそうです
今年は3月の異常に暖かい気候のため 京都の遅咲きの御室桜が散り終えていてがっかりしたものでしたが この藤園も今が盛りの筈なのにもう終焉のようで紫のシャワーを浴びる程ではなくややがっかりでした
入園料は咲き始めが500円~見頃が1,500円となり開花状況によって変動するのだそうです

 人生は“機会”によって決まるのだろう “まさかの坂”は転職で乗り越えた
職業人としての賞味期限は75歳と考えていたのですが まだまだやり残したことが山積しており賞味期限はあと5年延長することにした
これからが これまでを 決めるのだ

人生には幾つもの分岐路がある
人はその時に道標のない十字路で立ち止まり 信じた道へ歩みを進める
選ばずに通り過ぎてしまった道がどのような世界に続いているのかを知ることは誰にも知りえないのだ
 欲を言えばキリがないないのだけれど 現時点で安定的に働ける組織があって毎月の報酬を得て人としての生活を得あるいは家庭の安泰があるのだということを覚えるべきなのだ
万一リストラされたり組織が淘汰されたりした場合の再就職は想像以上に困難である
社会は厳しいことを肝に銘じている筈なのだが
不平不満を訴える前に現在の状況を感謝して そのうえで更なる躍進を構築すべきなのだ
人生の目的は終わりなき成長なのだ
 君には釈迦に説法であったのかな
準高齢者から高齢者への“まさかの坂”の途中で考えたことなのだよ

藤の花色は やはり紫が心和みます