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山は春に向かっている

2014年04月03日 | 日記
頃の季節になると横河川上流に足が向く。
2年ほど前に思いがけなく見たマミジロキビタキ。
渡りの途中に偶然見かけた野鳥である。

河上流に向かう林道。
雪は溶けてきているもののまだ日陰には雪のあるところもある。
そんな林道をゆっくりと登っていく。



の季節は花粉症の人にはたまらない季節である。
今年は花粉の飛散が少ないと言われているが...。
くしゃみや目がかゆくなる症状は例年と一緒であるという。

さい頃は春休みの今頃、大勢の子供で山で遊ぶ事が多かった。
その頃花粉症という言葉すらなかった時代である。
杉の実を口に入れて空木の茎を手折り杉鉄砲といって遊んだものである。
その為か体の中に免疫が出て未だに花粉症とは無縁である。



ナガの囀りが賑やかい。
枯れ葉や小枝を運んでいる。
営巣の準備だろうか。



だまりには冬越しをした蝶々が舞う。
クジャクチョウも羽根を広げ春の日差しを全身で受け止めている。
クジャクチョウは年を越したのに美しい輝きを残していた。
晴れていい陽気である。

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後からは下り坂のようであるが...。
野鳥の囀りを聞きながらの散歩は格別である。
ヒオドシチョウも健在である。
越冬したタテハの仲間はこれから数百個の卵を産んで天寿を全うするのだ。



道を下って来るとすぐに民家が有る。
ケーンと鋭く鳴く声。
キジである。
民家の軒先にキジの雄。

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ちらを窺いながらジッと立ち止まっている。
そのうち山の方に歩きだす。
途中で羽根を広げ身繕いをして消える。

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の辺の桜も4月15日から20日頃の開花とか...。
花の春ももうすぐである。