田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

『アルプスの少女ハイジ』角川文庫

2020年09月08日 | 趣味・本

先日読んだ松居直さんと中村桂子さんの対談、

「言葉の力と人間の力」に取り上げられていた本である。

読んだのは小学校以来かな。

その時は絵本だったと思うのだけれど、

昔みた光景と会話が蘇ってくるようだった。

 

福音館書店創業に参画された、

松居直さんは、

この本は特に高齢者に読んでもらいたいと言われる。

 

どんなふうに子どもたちと一緒に生きていけるか、

自分で年を取ったことが、

どれだけ豊かな体験か、

すばらしいことか。

あそこに出てくるおばあさんやおじいさん・・・

おじいさんは少々変わり者だけれど、

いかに誇り高く生きているかが解ります。

 

読んでいて、

涙で何度も中断した・・・

 

私の心はハイジだったりペーターだったり、

クララのおばあ様だったり、

ドクトルになったりもした。

 

文庫で340ページほどだから、

かなり読み応えがある。

 

1881年に出版された本だけど、

キリスト教の教えが随所に見られる。

 

第一次世界大戦、

第二次世界大戦と経てきている今、

キリスト教は家庭に置いて、

どの程度の規範として作用しているのかななんて思った。

 

涙涙で読んだ本。

時間を確保して一気に読むのがおすすめです。

 

以下ネット情報です。

マイエンフェルトは、

ヨハンナ・シュピリの不朽の名作、

『アルプスの少女ハイジ』の舞台となった村への拠点として知られており、

世界中から大勢の観光客がこの地を訪れています。

 

別の情報ですと、

このマイエンフェルトは標高500メートルで、

ヤギ飼いのペーターの家は843メートル。

ハイジのおじいさんの小屋は1110メートルの所にあるそうです。

 

自由に旅行できる日が来るといいですね。

 

 

 

 

コメント (24)
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