論語の本は2冊持っている。
論語の信奉者ではないけれど。
でも、
また1冊購入した。
ブロ友さんが記事にされてた『えんぴつで論語』の、
解説が良かったので。
文字が大きくて読みやすいし、
えんぴつでなぞれるようにもなってますし、
声に出して読むにも読みやすい本。
十有五にして学を志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳したがう。
七十にして、
心の欲するところに従えども、
のりをこえず。
みんなが知ってるような、
こんな名文を残した孔子は74歳まで生きました。
中国の春秋時代に生まれた儒学の開祖です。
中華民国時代(1912~1949)の初期あたりまでは、
孔子の教えも生きていたようですが、
その後、
孔子廟迄壊されたりしてます。
日本では江戸時代に、
『論語』は藩校や寺子屋などで教えられていたくらいですから、
大なり小なり影響を受けたことは、
否めないことですね。
ことわざなどにも『論語』からのものが沢山ありますし、
こんなところまで孔子の教えが、
と驚くこともあります。
でも、
日本が儒学的思想で染められたかと言えば、
そうでもないかもしれません。
日本には神道やら仏教やら、
先にありましたものね。
『論語』にはいいことが沢山書かれてます。
今の中国の人が学べば・・・
なんてのは余計なお世話なのでしょうか。
本の紹介だけに留めますね。
(;^_^A