岡山のブロ友さんに、
NHK「日本人のお名前」で、
「血吸川」という、
恐ろしい名前についての放送があることを、
教えていただきました。
近くの吉備津(きびつ)神社
(写真はネットよりお借りいたしました)
この吉備津神社には桃太郎伝説があり、
「血吸川」という怖い川の名前は、
鬼退治の話にも由来しているようなのです。
血吸川は鬼城山を源流とする川で、
吉備津彦命との戦いで傷ついた温羅(うら)の
血が流れて真っ赤になった。
また、
川には、
鉄が多く溶けていたことも、
絡んでいたのではないかとのこと。
「血を吸う川」なんて、
とっても怖い名前なのですが、
血には「生命力」の意味もあるのですね。
「血」から連想する怖い面とともに、
「血は命」でもあり、
「血はお宝の象徴」でもあるということでした。
それは、
岡山には、
日本最古の製鉄業があり、
吉備の国を豊かにしたからだと。
そして、
もう一つ、
吉備津神社の「鳴釜神事」は、
釜の音で、
吉凶を占うもののようですが、
これまた、
その音を「自分がどのように受け止めるか」
ということが、
大事なのだとか。
「音」から連想する自分次第の吉凶。
「物事の捉え方」というものを考えさせられた、
お話でした。
なお、
テレビでの血吸川は源流の一部分を除いて、
普通の水の色でしたが、
鉄分の多い川は赤さび色になります。
(我が県の川です)
ようちゃん、
御紹介有難うございました。
観たのは岡山編のみでしたが、
とても楽しく勉強になりました。