わが家の桜が開花し、
散り始めたころ、
他社ブログのブロガーさんから、
自分の命はもう長くはないという、
メールがありました。
記されたその日数の短さ。
何事も永遠はないのですから、
別れは来るとわかってはおりましても、
大切な人が、
目の前から消えてしまうということは、
胸がつぶされる想いでした。
嘘であってほしいと願いもしました。
けれど友は、
天に召される間際であっても透徹した心境で動ぜず、
毅然として過ごしておられるのです。
私の未練がましい態度は、
喜ばないだろうと、
別れを覚悟し受け入れることに致しました。
友が好きだと言っていた歌を、
何十回と口ずさみ、
なんとか気を紛らせました。
亡くなられる3日前に、
今生最後の、
お別れが綴られたメールが届きました。
涙
涙
涙
友が成された尊い行いや、
崇高な想いは、
周りの皆様に受け継がれることでしょう。
そして、
友に接した多くの方がたの心の中にも、
生き続けることでしょう。
白いお花が好きだった方。
この広い世界で出会えたことに、
心より感謝しております。
私が今生での役目を終わらせ、
駆けつける時には、
白い花束を抱えて参ります。
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