厳しく長い北海道の冬
雪の中で春を待つ植物たち
待ちわびた春が来て
大地が花で賑わいをみせる
それぞれの場所で
精いっぱい咲き続け
輝くいのちを繋いでゆく
雨や風とお喋りしながら
花たちの命が運ばれてゆく
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北海道の花は大きい。特にタンポポの大きさには驚かされました。花たちは咲く時期が短いため 命を謳歌するように咲いているようでした。
愛犬を連れて散歩しながら出合う花たちに私は元気をもらっていたのです。昨年4月から5カ月間、娘夫婦と一緒に過ごしました。そして9月には北海道を後にしたのでした。
今年1月、娘からの電話で愛犬の死を知りました。涙が止まりませんでした。14年家族に寄り添ってくれた愛犬を娘が仕事を休んで介護しました。一時は希望が見えたのですが…大好きな娘の傍で息を引き取りました。
母親がラブラドールとゴールデンレトリバーのミックス、父親は日本犬で、ラブラドールが強かったようでした。子犬の頃は黒ラブと思われていました。
走る姿はしなやかで馬のようでした。誰もいない所でよく一緒に走りました。散歩の時、誰かが遅れると、近くに来るまで待っているのでした。
歳を重ねていくうちに口の周りや足元の白髪が増えて…ゴールデンレトリバーの毛並みになりました。
私が落ち込んでいると、傍に来て、ぴったりとくっついて、寄り添ってくれました。あの温もりは忘れられません。
私は愛犬の傍らで、昼寝をするのが好きでした。スウスウ寝息をたてながら寝ていた愛犬。娘たちが幼い頃、添い寝をした時のようでした。
昨夏、富良野・美瑛の旅
愛犬との最後の家族旅行
黒く大きかったので恐そうに見えましたが、臆病な一面もありました。飼い主さんなど人が好きでした。沢山の人に愛されて幸せな一生だったと思っています♥️
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川沿いに咲くライラック
公園のチューリップ
小さな池に咲くミズバショウ
娘夫婦のご近所さん宅の芝桜
元気なタンポポたち
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ターシャ・チューダーの言葉です。
「私は、悲しいことや嫌なことは、すぐに忘れるようにしているの。大好きなコーギーが年老い、死んだときは、いつも悲しかったわ」