風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

あなたの近くにアンが…

2009年08月29日 | アート(本 美術 映画 音楽etc)
「赤毛のアン」出版100周年記念映画 が今秋ロードショーが決まりました!
プリンスエドワード島オールロケというのが嬉しい。
日本・カナダ共同製作映画「 アンを探してLooking for Anne」」楽しみです。
家族で見に行こうと思っています。


思春期のころ、生きるのが不器用でした。
ささいなことで苦しみ、生きるのが辛い時期でした。
中学生のころ、群れるのが嫌いだったのでほとんど一人でした。

楽しいこともありましたが、孤独な心をかかえていました。
出口が見つからない…悩み多き少女期でした。

今考えると、本当に取るに足らないことで悩んでいたのです。
思春期にありがちな、自意識過剰だったのでしょうか。
周りの人は、自分が思っているほど見ていないし、気にもとめていないのに…。

家を早く出たくて、高校卒業後に上京しました。
寮に入ったので、夏休みや冬休みになると皆一刻を争うように帰省します。
私は最後まで寮に残っていて舎監に心配されました。
家には帰りたくないのです。
父との確執があったのが大きな理由でした。

東京に住む友人と映画をみたり、喫茶店でおしゃべりしたり。
渋谷・新宿・銀座・御茶ノ水などによく行きました。
そんな学生時代でした。

人生論や随筆、小説など、書店で気になる本を見つけては読みました。
本の世界に逃げ込むことで現実逃避していたのかも知れません。
でも、その時の私には必要だったのです。

そんな時でした。ラジオで本を薦めていたのです。
有名なタレントさんが辛かった時に勇気付けられた一冊でした。
それがモンゴメリー「赤毛のアン」だったのです。

本屋へ直行して、探しました。文庫本でありました。
村岡花子さんの翻訳でした。
「赤毛のアン」を読み終えて、何だか元気が出てきました。
「アンの青春」「炉辺荘のアン」「アンの娘リラ」など
どんどん引き込まれていきました。

アンシリーズを完全読破していました。
気付いた時には、すっかり元気を取り戻していたのです。
以来、私の愛読書になりました。

結婚後は、映画「赤毛のアン」やドラマ「アボンリーへの道」を家族で見ています。

写真は、長女がプレゼントしてくれた「赤毛のアン」の切手シートです。

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素敵な教会に惹かれて…

2009年08月28日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
2005年2月英国コッツウォルズ。
次女と2人で旅した時の記念の写真です。

スタントンまでウオーキングして見つけた教会。
トイレをお借りしたくて教会の中に入ったのですが…
声をかけても応答がなく、誰もいらっしゃいません。

これ以上奥まで入るのは気がひけて…トイレは我慢することにしました。

あまり素敵な教会で、ついシャッターを押していました。
(無断でいけなかったでしょうか…お許しください)

誰もいません、私ひとりです。
教会の中はひっそりと静かでした。
絵葉書が置いてあります。隣には献金箱が…
お金を献金箱に入れて、絵葉書を一枚いただきました。

それから、トイレを探して一軒のお宅のチャイムを鳴らしました。
無事お借りすることができました。親切に感謝です!
少しおしゃべりして、お礼を言ってそのお宅をあとにしました。
そして、娘のあとを追いかけたのでした。

牧師さんとお話したかったのですが、お会いできず残念でした。







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いのち支える水

2009年08月23日 | アート(本 美術 映画 音楽etc)
実在した女性、長今(ジャングム)の波乱に満ちた生涯を描く韓国ドラマ。
私が韓国の映画に興味を抱くようになったきっかけになったドラマです。
「ホジュン」を制作したイ・ビョンフン監督の作品です。
日本のドラマでは、チャングムと呼んでいましたよね。

ドラマが文庫本になったのが「大長今(テジャングム)」。
ジャングムが本当ですが、この本でもチャングムになっています。
上・中・下の3巻あり、やっと上が読み終わりました。

実在したホジュンの資料集め、研究から、
ドラマ「チャングムの誓い」が誕生したというから面白いですね。

野上弥生子の小説「森」と並行して読んでいます。
こちらは読み始めたばかりですが、興味を引かれます。
幕末から明治30年にかけての、女性の自立の物語です。

脱線してしまいましたが、共通するところがありそう。

話を戻します。
「大長今」の中で最初に出てくるところです。
心に響いた言葉だったので引用してみます。
チャングムがセンガクン(女官になる女の子)になれるかどうかという場面。

ハン尚宮がチャングムに問題を出します。「水を持ってきなさい」と。
チャングムは、何日も何日も水を運びますが…。
なかなかいいと言われません。


「はい!下腹は冷えていないか、のどは痛くないか、ひとつひとつ聞いた上で、
ある時は冷たい水をある時はさ湯を、そして甘い水をくださることもありました」

「そう、ひとつひとつ聞くこと。
お前に水を汲んでくるように言ったのは、それを分かってほしかったからよ。
料理を作る前に、食べる人の体の状態や好き嫌い、体が受けつける物と受けつけない物、
そのすべてを考える心、それが料理だということを言いたかったの。
でもお前は、お母さんからすでにそれを教わっていたのだね。
お前のお母さんはとても立派な方だわ」

水も器に入れれば料理になり、その瞬間、飲む人に対する気遣いが一番だということ…。
料理は人に対する心だということ…。

チャングムは、亡き母からの教えを思い出したのです。
ハン尚宮にたずね、喉が痛いということを知ったチャングム。
塩を入れた水を差し出します。
「ゆっくり食べるように飲んでください」と。

そして、チャングムは無事センガクンになることができたのです。


「ホジュン」にも水の大切さが何度も出てきます。
30種以上の水について、説いています。
こちらもまた興味深いです。

日本のスーパーや百貨店、専門店にはたくさんの種類の水が売っています。

私が高校生のころは、日本で水は買うものではありませんでした。
でも、英語の授業で、フランスやドイツでは水は高価なもので、
ビールやワインを水替わりに飲むという、先生の言葉に驚いたものです。

「水を買う」という感覚がどうもしっくりといかず…
「水は買うものではない」以前はそう思っていました。
買うのに抵抗があったのですが…。

ところがどうでしょう。
今では、抵抗なく買っています。

人間の体は赤ちゃんの時で80パーセント、
大人で60パーセントが水でできています。
どんな水を飲み続けるかで、
寿命も違ってくるのは当然なのかもしれません。

そう考えると、環境保全の重要性がよくわかります。
水を貯え、空気を浄化する森を、もっと大事にしていかないと…。

地球温暖化などいろいろ問題もありますが…。
利便性を追うばかりでなく、少しぐらい不便でも…
そんな暮らしに少しずつ変えていけたらと思っています。


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韓国の伝統茶・五味子茶

2009年08月21日 | 食(食材 料理の効能etc)
韓国を訪ねた時、自宅用のお土産として求めた五味子(ゴミジャ)茶。
韓国の人に案内してもらって、ロッテスーパーで購入しました。

五つの味(甘味・酸味・辛味・塩辛味・苦味)を持つ薬草茶。
五味子は、昔から漢方薬にも使われてきたほどで
さまざまな薬効が認められているということです。

苦味・酸味は「肝臓」に
甘味は「子宮」
辛味・酸味は「肺」
というように保護する役割を持つらしい。

さらに、咳や喘息、痰にも効果があるといいます。
新陳代謝を活発にするので、労回復や風邪予防にも。
そして、心臓病や吹き出物を鎮めるという効果もあるそう。
さまざまな効能を知り、とても驚きました。

韓国で「あひるの水炊き」を食べて感動しました。
お鍋の中に10種類の漢方が入っていたのですが、
そのうちの1つが五味子だったのです。
「チャングムの誓い」にも五味子は出てきますよね。

酸味が強いものが良品といわれ…
普通、砂糖や蜂蜜を入れて飲むようです。
五味子茶は、赤味を帯びた綺麗なピンク色。

飲んでみると、ほどよい酸味がしてとても美味しい!
これはアイス用なので糖分(砂糖や蜂蜜など)が入っているのでしょうね。
酸味と甘味がちょうどいいバランスで、さわやかな味です。

ハイビスカス&バラのハーブティーの味に似ていると思います
五味子茶は、韓国の伝統茶屋や韓定食のお店で飲めるということです。

日本では韓国料理店やネットショップなどで購入できるのでしょうか…。


※五味子=薬用植物チョウセンゴミシの果実。また、それを干した漢方薬。
      


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韓国・景福宮の宮中服でパチリ!

2009年08月18日 | 韓国の旅
「カワイイ!!似合ってるよ!!」

韓国ソウルの観光で印象的だったのが宮中服の無料体験。
特別市にある「景福宮(キョンボッグン」)を見学していた時でした。
ここは李氏朝鮮の王宮だったところ。
集合場所を決めて、自由に見学することになりました。

娘と彼女の仲間たち数人で見学していたら…
慶会樓前で人が集まっているのが目に入りました。
行って見ると「宮中服飾体験と記念撮影」のようです。

「何だか高そうだわね~」
「でも面白そうじゃない」
「いくらなんだろうね」
「韓国語分かる人に聞いてもらおうよ」

さっそく聞いていただきました。
なんと無料だというのです!!!
「うっそ~。日本だったら結構高いよね」
「本当に!」

韓国の人も知らなかったのでした。
こんなチャンス滅多にあるものじゃない!
体験しないなんてもったいな~い!
体験することにしたのは言うまでもありません。

少し待って私の番になりました。
宮中服を身につけた若いスタッフが着せてくれるのです。
何種類かあり、私は赤い服を選びました。
足袋のようなものをはいて、白い下着を着けて…
赤い服を着て、ベルトを着けて、靴を履きました。
最後に帽子を被って試着完了です。

とても丁寧に着付けを手伝ってくれた若者に
「カムサハムニダ!」
そう言うと笑顔が返ってきました。


その姿で近くを歩いたり、お互いに写真を撮り合ったり…
楽しい時間を過ごすことができました。
昔の朝鮮にタイムスリップしたような…
時代劇の登場人物になったような不思議な体験でした。
素晴らしい思い出を作ることができ…感謝です。


※宮中服の無料体験と写真撮影は、景福宮観覧客が対象。
今年の4月から10月(7月・8月は除く)まで。
火曜日以外毎日(午前11時~午後3時)実施しているようです。
また、日本語の案内もあるようでした。


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早朝の顔

2009年08月17日 | 自然(花 虫 樹etc)
[カラスウリ] ブログ村キーワード
夜中の午後11時過ぎ、長女を送って行った帰り道。
近道して里山の田んぼ道を走っていた時でした。
前方の草むらになにやら小さい白いものがぽつぽつと…

車を止めて、近づいて見ると、
なんとそれはカラスウリの花だったのです。
妖艶に咲き乱れているではありませんか!?
カメラを持っていなかったので写真に収められませんでした。

何年か前、早朝に咲いているカラスウリの花を見たことがあります。
朝に花開くと思っていたのですが、夜の花だったのですね。
夜の闇に浮き上がるように咲くカラスウリの妖艶さにびっくり!
レース編みのような美しさでした。


この写真は数日前の早朝、散歩で見つけました。
遠出をして90分の散歩になりました。


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ラブリーな1日(2)

2009年08月12日 | 暮らし
誕生日の午後。
長女をピックアップする前に次女とショッピングです。
「ちょっと洒落たTシャツか、半袖シャツを見つけたい」
そんな私に付き合って、何軒かお店を巡りましたが…
限られた時間のなかで、気に入ったものが見つかりません。

そして、最後にアジアンショップに入りました。
「デザインがちょつと…」
「配色がいまいち…」
「襟ぐりがよくない…」

「これはどう?お母さん試着してみたら?」
「え~、可愛すぎない?似合わないよ」
「着てみなきゃ~分かんないでしょ!」
「カジュアルなのがいいな~」
「たまにはドレスを着なくちゃあ~」

そして試着室。
何枚か着てみて…
「それ、いいよ!お母さん!」
「そう?可笑しくない?」
「似合うよ。お洒落しなくちゃ~」

アジアンテイストのチュニックに決めました。
「お母さん、私が出すから…」

「プレゼント用にラッピングしてください」
店員さんにお願いする娘。奇麗に包装してもらいました。
「はい、お母さん!プレゼント!」
「いいの?ありがとう!!!」


長女を乗せて我が家へ。
ささやかなバースディーパーティー。
長女が料理を作り、デザートは次女が午前中に…。

手作り「バースディケーキ」はヘルシー。
生クリームの替わりに豆腐を使用したケーキです。
サクランボとブルーベリーのデコレーション…

「今年はお金があるから、佐藤錦だよ!」
娘がデコレーションしている側で口に放り込んでた。
「う~ん!佐藤錦はやっぱり美味しい~」
「そうでしょ!美味しいね!」

今年もささやかな誕生日の夜が過ぎていきました。
ラブリーな1日でした。嬉しい1日でした。

「家で手作り料理を食べて…」
「おしゃべりするのが一番!」
「来年もまた集まろ~。ネ!」

">


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ラブリーな1日(1) 

2009年08月12日 | 暮らし
今年の誕生日に長女が作ってくれた料理です。

メーンは博多産の明太子たっぷりの「海の幸スパゲッティ」
野菜とキノコの「ヘルシーサラダ」
そして懐かしい味の「ナスの味噌汁」

今年も自宅で静かにラブリーな1日を過ごしました。
白百合のフォトカードに優しいメッセージ

家族で過ごす時間は何ものにもかえがたいもの…。


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極上の味・漢方アヒルの水炊き

2009年08月10日 | 韓国の旅
韓国3泊4日の旅の途中で、
ツアーコンダクターに希望を聞かれました。
「アヒル料理が食べたいデス!チャングムにも出てきた…」

(母の親友でチャングムの師匠、ハン参宮が故郷のアヒルを使って
料理をするのですが…陰謀によって大変な事件に発展します)

嬉しいことに、リクエストに応えてくれることになりました。
ソウルから、高速道路で北上してお店に着きました。

薬膳料理の「アヒルの水炊き」です。
しばらくすると、お鍋が運ばれてきました。
あの独特な漢方薬の強烈なニオイがします。
なにやらいろいろな薬草が入っています。

何が入っているのかとても気になります。
韓国語の話せる人に聞いてもらうと、
お店の人は「あとで」と言って席を離れました。
無理もありません、忙しそうでしたから…。

少したってから私達の席に
来てくれて説明してくれました。

ファンギ・タンギ・インサム(人参)
オムナム(肉を軟らかくする)・パム(栗)
カシオガピー(木の皮)・テチュ(ナツメ)
オミチャ・クギチャ・カンチョ(甘草)…
サンゲタンで用いる漢方もあります。
10種類は入っているようです。

お鍋がぐつぐつ煮立ってきました。
さあ~食べごろです。
お肉の美味しいこと、とっても柔らかいのです。
食べきれないほど沢山入っています。
体が熱くなり、汗が噴き出します。

アヒルの肉はチキンに似ています。
癖がないので、沢山食べられました。
サンゲタンも美味しかったけれど、
アヒルの水炊きはそれ以上…極上の味でした。

韓国の薬膳料理を堪能することができました。
おまけに3種類の漢方をくださったのです。
感謝・感謝の1日でした。

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今春・韓国3泊4日の旅

2009年08月07日 | 韓国の旅
4月23日(木)13時10分成田発~韓国仁川(インチョン)国際空港
 ~レイクホテル(ソウル)泊
(昼は機内食、夜はケータリングで鮑粥または野菜粥<キノコ入り>)

4月24日(金)景福宮(キョンボックン)~ソウルタワー~高麗人参展示館
 ~自由行動(ロッテ百貨店・ロッテマーケットでショッピング)
 (朝はアメリカンスタイル、昼はサムゲタン<ソウルの人気店で>、
  夜は疲れて 食事を摂る気になれず)

4月25日(土)・26日(日)自由行動
 (25日朝 ホテルでコムタン<テールスープ>・ナムル6種)
 (   昼 海苔巻き・ジャージャー麺・米粉?を使ったお菓子=写真)
 (   夜 家鴨の水炊き・よもぎ餅など)
 (26日朝 海鮮チゲなど)
 (   昼 チャプチェ・かぼちゃ粥・ジャージャーご飯・きなこ餅など)

4月26日(日)韓国仁川国際空港17時10発~成田19時30分着

 
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ホジュン~宮廷医官への道

2009年08月06日 | アート(本 美術 映画 音楽etc)
「大地の中を流れる水のような方だった。
太陽の下で名を誇って生きるのは さほど難しくない。
難しいのは、誰にも気づかれず乾いた人の心を潤すことよ。
あの方はそんな方だったわ。心の底から病人を愛する心医だった。
…私が死んで土に葬られ、流れる水となって出会ったら、
その時は、その時は必ず尋ねてみるわ」

ホジュンへの恋心を胸に秘め、尊敬し慕い続けた医女イェジン。
ラストシーン-。ホジュンの墓前で愛しい人を偲ぶ言葉が胸に沁みます


イ・ビョンフン監督の1999年作「~ホジュン~宮廷医官への道」
韓国で一番人気のドラマだったそうです。
「ホジュン」製作時に、医女に関する5つの論文をもとに研究。
その資料から、長今(ジャングム)の存在を知ることになります。
「チャングムの誓い」(2003年)を世に出した監督です。


主人公ホジュン。
父親は両班。でも父妾の子というだけで虐められる子ども時代
大罪を逃れられない密貿易に手を染めてしまう若き日…
両班の娘ダヒとの出会いがホジュンの生き方を大きく変えていきます。

身分違いの結婚は死罪…でも2人は結婚します
強靭な意志と努力を惜しまないホジュン。
そんな夫を妻ダヒが献身的に支えます。
「朝鮮一の名医になってください…」と
貧しく弱い人に対する限りないやさしさを持つホジュン。

自力で人生を切り開いていきます。
朝鮮時代に実在した医師ホジュンがモデルです。
彼の波乱万丈の生涯を描いたヒューマンドラマです。
史実に基づく物語構成でドラマチックに展開する大河ドラマの名作。
ホジュンの人間愛あふれる生きざまが胸に迫ります。
スピーディーな展開で、飽きさせません。お薦めです

ホジュンの言葉です
「病は診ても患者の身分は見ず、治療はしても決して見返りは求めない。
どんな困難に遭おうと真心こめて患者を診る。
それが師が私に下さった教えです」

ドラマの中で、心に響く言葉がたくさん出てきます。

偉人には必ずといっていいほど、素晴らしい師がいるもの。
師ユ・ウィテの言葉には含蓄があります
「世に知られた名医であれ、
村の田舎医者であれ、
人の命を扱う仕事はどの職業よりも高貴なものだ。
しかし、最後の一つが欠ければ真の医員とは言えぬ。それが愛だ。
病に苦しむ人々を憐れに思う心、
真に病人を憐れむ心を持って初めて心医になれる。
世の中が求める医員はただ一つ、心医だけだ」


そして、どんなに貧しく、辛くても…夫を信じて気高く強く生きる妻ダヒ。
凛としたダヒの姿に、その言葉に、心惹きつけられました
「両班だった私は漢陽に捨ててきました。
龍川であなたと出会い、消えかかっていた命を救われました。
あなたと共に山陰に行くと決めた瞬間から、
あなたの運命は私の運命となりました。
これからの生活がつらくても、私の拠り所となるあなたの胸さえあれば、
それ以上、何も望むことはありません」


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韓国・お腹に優しいあわび粥

2009年08月04日 | 韓国の旅
ケータリングの「あわび粥」です。
4月下旬、ホテル・レイクに泊まった時、
ロッテワールドの夜景を見ながらいただきました。

7月17日の記事で使った写真は、野菜粥です。
勘違いしてアップしてしまいました。
(大変失礼しました)

あわびは、秦の始皇帝の不老長寿の妙薬だった…
楊貴妃も美容のためにアワビを食べていた…
などの伝説があるようです。

コラーゲンが多く含まれているので、
それもうなずけるというもの。
韓国ドラマにもよく出てきますよね。