京の町家に住んでいたので、広々とした自然に触れる機会がなかったから、なおさら嬉しかったのでしょう。今でも金色に輝く稲穂を見ながらサイクリングした事は忘れることができません。
曼珠沙華を用いた生け花を見たことがあります。ある流派の生花展でした。出展者名は覚えていませんが、情熱的な赤い曼珠沙華は強く印象に残っています。
「君の名は?」
ソバの花たちとヒソヒソ話…
髪飾りのようなソバの花
ソバ畑は小さな花模様の絨毯のようでした。
ソバ畑を歩きながら考えることは…そうです。あの新そばの味わいのことです。食いしん坊の考えることはそんなもんです(笑)
ムラサキシキブのようですが、枝が垂れているのでコムラサキでしょうか?
名前が分からない野草。白と黄色のバランスがとても良くてかわいい花です。
キバナコスモスがあちこちに咲いていました。
ビタミンカラーが元気を与えてくれます。
風に揺れるコスモスがおしゃべりを楽しんでいるよう…。
秋風と花たちのおしゃべり…話題は何かな?
爽やかな風の中、花たちに癒やされながら散歩を楽しむことができました。
今日は秋の田園地帯をゆっくりと歩くことができ、自然の恵みに感謝です。
我が家の小さな庭にミニ家庭菜園があります。今夏は、グリーンカーテン用のゴーヤとインゲンをはじめ、トマト、キュウリ、オクラの苗を植えたのですが、残念なことに出来は悪いです。
秋の気配を感じられるようになったと思ったのに、また今日は暑い日になりそうです。オクラの花が次々に咲きました。綿花やムクゲに似た綺麗な花です。
花が終わり、何日かすると実が大きくなりました。
家庭菜園で採れたオクラがやっと食卓に上がります。今日の朝食は納豆サンドイッチと卵サンドイッチにしました。
オクラ入り納豆サンド、だし巻き卵サンドが美味しい!
100回混ぜて、ネバネバ栄養価をアップさせてからサンドしました。疲れがたまる晩夏に、安価で栄養がある納豆とオクラパワーのコンビは最高です!
「あなた、何でも一生懸命だよね」「疲れない?」
在職中、同僚からそう言われたことがありました。何と答えたか、今では思い出せません。考え方の違いだから、何と言われようとどうってことない。別に人に迷惑をかけていないし、悪い事をしている訳でもない…そう考えていたように思います。
今では、一生懸命に対する言葉のニュアンスが少し以前のそれとは違ってきているように感じます。前は、「真面目」「一生懸命」「努力」というような言葉には揶揄するような意味が含まれている場合が多かったと思うのです。バブル崩壊後の頃からでしょうか、風向きが変わってきたように感じられます。
物事に対する考え方は人によって異なります。それぞれ感じ方が違うから、面白い。私は娘たちによく言つていました。「適当にでも、一生懸命にでも、費やす時間は同じよ。どう使うかが大切。母さんは、同じ時間なら充実した時間がいいな。パートであろうと、正社員であろうと関係なくね」
「そんなに一生懸命で、よく疲れないわね」
性格もあるのかもしれませんが、仕事でも趣味でも、私は何かをやり始めるとつい夢中になってしまう。草取りでも、剪定でも。ですから、終わった後は疲労感より満足感の方が勝ってしまう。
一生懸命にやっている自覚がない?そうかも知れない。集中しているとは思います。おめでたい人?そうなのかも。でもそれでいいんです。器用に立ち回れない。友人に不器用だねと言われたこともあります。性質だからどうしようもない。でも、時間を忘れるほど夢中になれることは幸せなことだと考えています。
新型コロナウィルスが猛威をふるう今だから、なおさら時間に対する考え方が重要になります。疫病や病気だけに限りません。災害や事故にいつ遭うか分かりません。過去に思いを馳せ、未来について考えることは必要ですが、その前に現在です。私は懸命に生きたい。でも、人間ですからいつもそうはいきませんが。休息も欠かせません。それに、人それぞれですから、それぞれの人生を全うすればいいのではないでしょうか。雲のようにいつ消えてしまうが分からない。悔いのない人生だったと、最後に言い切れるように…。
高橋一生さん主演の橋部敦子脚本「僕らは奇跡で生きている」のドラマは良かった。高橋さん演じる主人公の一輝は家政婦の山田さんが作る「ピリ辛きゅうり」が大好きです。
「僕らは奇跡で生きている」は生物の不思議さに夢中な大学講師の一輝が周りの人達を翻弄しながらも、常識や固定観念に捕らわれないものの見方で彼らに緩やかな変化をもたらしていくというドラマです。
主人公が大好きな一品「山田さんのピリ辛きゅうりきゅうりおつまみ』が気になり、作ってみたらあまりに美味しくて、マイブームになり、夏の食卓に欠かせなくなりました。旬のキュウリは、塩や味噌をつけるだけで美味しいけれど、ひと手間かけると、もう病みつきになること間違いありません。
キュウリは、低カロリーな為に栄養がないと思われがちですが、カリウムを豊富に含み、利尿作用と体内にこもった熱を排出する効果に優れており、夏バテやのぼせ緩和に良いとのこと。カリウム不足が夏バテの原因の一つとも言われます。まさにキュウリは夏場のカリウムと水分補給源としても効果的なようです。
また、むくみを改善するのでダイエットのほか、高血圧・動脈硬化予防にも。さらに、キュウリに含まれる「シリカ」(ミネラル)が、肌や爪、毛髪の老化防止や修復作用に良いらしい。女性に嬉しい美肌効果も期待できそうです。
「山田さんのピリ辛きゅうり」美味しいです!
作り方も簡単です。材料はキュウリ2本、 生姜5グラム、塩・しょう油・砂糖各小さじ1、ごま油・豆板醤各大さじ1、いりごま(適宜)
①きゅうりは面棒で叩いてから食べやすい大きさに切る②塩と生姜を袋に入れて揉み込み、きゅうりを加える③残りのタレを入れさらに揉み込んで出来上がり!
コツは、豆板醤の量でピリ辛度が変わります。一晩置くと味が染み込んでさらに美味しくなります。
脚本家の橋部さんは、「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」「僕の歩く道」の僕シリーズ3部作で有名。草なぎ剛さん主演の一連の作品も人気でした。
✱『山田さんのピリ辛きゅうりきゅうりおつまみ』は、「僕らは奇跡で生きている」の公式レシピ。tonsuke✫のキッチンを参照にさせていただきました。
グリーンカーテンがちょうどいい具合に繁ってきました。熱射を遮るだけでなく、いつの間にかゴーマも大きくなっていました。1個は赤く熟し過ぎてしまい…フルーツサラダ感覚でいただきました。
1個は塩とごま油でナムルにしました。今年は育ちが悪く、今のところ収穫はこの2つだけですが、自分で育てた野菜は特別な味わいがありますよね。
蜂や蝶やカマキリたちが受粉を助けてくれていたようで、ゴーヤの実が数個なっていました。自然界の不思議を感じます。
今朝の散歩は20分ほどでした。台風がそれたおかげでカラリと晴れてて気持ちいい朝になりました。青空に真っ白い雲が浮かんで、気分は最高!爽やかな風を受けながら歩いていると、野の花が愛らしく思わず摘んでいました。
家に着くとすぐにコップに野草を生けました。ミソソバのピンク、ツユクサの青、名前の分からない白い花…いい感じです。
生まれて初めての一人旅は北海道でした。昭和の話です。近畿ツーリストの周遊券を利用し、10日間ほどかけて、利尻、礼文、稚内、阿寒湖、摩周湖、知床を巡りました。
地元の人や旅人との交流は忘れられません。礼文島の桃岩、知床半島の羅臼岳に登りました。今日は羅臼岳登山の話です。
ユースホステルのヘルパーを数日した時のこと。仲間たちに「熊に合ったら、どうする?」と脅かされて、熊よけの鈴を持って行くことに!本当に熊に出合ったらどうしよう⁉少し不安もありましたが。
登山手続き(記入)をすませてから山に入りました。生まれて初めての経験でした。登山者にほとんど会うことがなく、のんびり登っていきました。突然、騒がしくなったのです。「何?何?いったいどうしたの?」なんと、自衛隊の演習のようでした。次々と追い越していくのは隊員たちでした。
「何よ。静かに山登りを楽しんでいたのに…」そんなことを思いながら(失礼)登っていくと、いつの間にか頂上に着いていました。隊員たちは休憩タイムのようでした。
すると、一人の自衛隊員のおじさん?が、「どうぞ!」と何かを差し出しました。驚きながらも「ありがとうございます!」と有り難くいただきました。大きめのカンパンでした。食べると、とても美味しいのです!こんな美味しいカンパンは初めてでした。
災害の時期になると思い出します。自衛隊員のおじさん(お兄さんかな?)の爽やかな笑顔とカンパンの味は生涯忘れることはありません。
※写真は自衛隊のカンパンではありません。娘が手作りしたカンパン(フランスパン)です。
稲刈りの季節になりました。1 昨日、散歩をしていて、稲刈りの光景に出合いました。
新米の出来具合はどうなんでしょう。楽しみです。農家ではもう、新米ご飯を食べたのでしょうね。市場に出回る前に食するのは、農家の方の特権でしょうから。
強風や台風で稲穂が倒れてしまうと、手刈りをしないといけないですよね。機械が普及する前は手で稲刈りをしていました。本当に大変だったと思います。
台風が近づいているので、心配です。うまい具合にそれてくれるように…ただ、ただ祈ることしかできません。