おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

ホワイトデー

2007-03-14 23:59:00 | 春夏秋冬 季節の出来事
本日は朝から外部作業所へ出かける。いわゆる現場応援である。

2時間の残業後の帰宅途中、大宮駅の“駅ナカ”に立ち寄る。そこで見たものは、男性サラリーマンの長蛇の列。何事!と思いきや、“ホワイトデー”のお菓子を買うために洋菓子屋に並ぶ列であった。ちょっと列の長さにビックリした。

そもそも、“ホワイトデー”というものは何か?1963年3月14日、ピッツバーグ・パイレーツのケビン・ホワイト外野手が、チャリティーで恵まれない子供たちを球場に招き、お菓子をふるまい、試合を観戦させた。その後、それが毎年恒例になり、ピッツバーグではその日のことを“ホワイトデー”と呼ぶようになった…という訳ではない(上の話は全くのデタラメです)。おそらくは、お菓子メーカーの会議で「チョコをもらった男性が、女性の気持ちに応えて何か贈る日を作ってはどうかな」「そうだね」「チョコは黒だから、それに対して白いマシュマロを返すというのはどうだろうか」「いいねぇ」「じゃあちょうど1ケ月後に、男性から女性に白いマシュマロを贈る日を“ホワイトデー”として設定してはどうだろう」「それで行ってみよう!」なんて安易に決まった日なのである(これも想像)。

そんなお菓子屋がまつり上げたなんでもない日なのに、大のオトナが“ホワイトデープライス”の高いお菓子を購入するために、長い列を作ってならぶというのは、どうも理解できない。

学校の生徒(中学生)に「3月14日はなんの日だ」「ホワイトデー」「いや、違う。俺の誕生日だ」と言って、2月14日はもちろん、3月14日まで生徒からお菓子をもらっていたウチのオヤジも今日で78歳。僕も歳をとるはずだ。

大宮駅の“駅ナカ”でカミさんへの土産にマフィンを購入。結局、“ホワイトデー”にのせられてんじゃん!でも、並ばなかったけどね。

コメント
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