おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

幼稚園の先生は大変

2007-03-26 21:52:11 | Weblog
先日、長男がいたクラスの母親達(以下、ママサンズと表記)が、担任の先生を招いて飲み会を開いた。主旨は、「1年間お世話になった担任の先生を慰労する会」と、「クラスのお別れ会」である。

0時過ぎに帰ってきたカミサンの話を聞くと、とても先生を“慰労した”とは思えない話だった。

担任の先生:昨春学校を卒業したばかりの21歳。
ママサンズ:先生より5~20歳上の年齢で、(あたり前だが)1児以上を持つ人達14~5人。

そのような一対十数人の構図で、慰労される訳がない。
最初はたわいもない話をしていたそうだが、少し時間が経つと、「先生、彼氏いるんですか?」などという、先生への質問コーナーになったらしい。

「なんで、今日限りでサヨナラするお母さん方に『初めて泊まりで彼氏と旅行した所は何処?』などという質問に答えなければならないのだろう?」と先生は思ったのではないだろうか。しかしママサンズの勢い押されてか、質問に答えていたという。

しばらくすると、先生は若さを発揮。「苦手な父兄は誰ですか?」の質問に「〇〇さんはちょっと…」とストレートに回答。「ゲッ、ハッキリ言うんだ…」とママサンズをのけぞらせたらしい(もちろん、その父兄は飲み会欠席)。

飲み会18時スタートで、先生は23時頃帰ったそうだ。若干のママサンズは、その後も飲み(ダベリ)続けていた…。

聞いた話によると、違う日に行われた別のクラスの飲み会では、先生(今年2年目)はママサンズに最後まで付き合い、店を出たのが午前1時。帰り方向の電車がなくなっていたそうである(結局家の人に迎えに来てもらったらしい)。

幼稚園の先生も大変だなぁ。節目節目でこういう(いろんな意味で)ハードな飲み会に参加しなければならないのは。

だけど若い先生たちにとって、今回の飲み会はいい経験になっただろう。そうして人は成長していくんだろうなぁ。

ああ、もう春か。桜が咲いている…。
コメント
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