おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

卒園式

2007-03-20 23:08:28 | こどもの行事/こどもと遊ぶ
今日は長男の卒園式である。

10:00開会のところ、園児登園は9:10から。会場となるホールの開場は8:45。何故かホール開場の方が早いのである。
開始30分前に会場に入る。人で一杯。イス席はもちろん全て埋まっており、立見の人もかなりいる。まだ30分前なのに…。一番前の席の人は何時から幼稚園に来ていたのだろうか?

なんとか場所をキープ。幸い前に立っている人がミクロ系(僕のアゴ位の身長)だったので視界はよい。ちなみにカミサンは役員のため、指定席。

いよいよ卒園式開始。園児入場。“ピン”という音が聞こえ、みんなビデオを回し始める。凄いビデオの数!どこの外タレの来日記者会見か?という位の数である。卒園児約120名だから、きっとこのホール内には、80台以上のビデオカメラはあるに違いない。

いつも思うのだが、大変な思いをして場所をキープしてビデオに納めても、その映像を見るのは、きっと一生に1回か2回(特に映っている本人)。多くてもせいぜい3・4回位ではないだろうか。だって卒園式のビデオって、映っているのはほとんど後ろ姿だったり、つまらない先生の話だったり。あまり“見よう!”と思う理由がないような気がする。

確かに、遠くにいる祖父母や今日出席できない父親に見せるために撮るというのはわかるが、それでもその人が見るのも1回か2回ではないだろうか。

以上の事がわかっているかどうかわからないが、親はとりあえずビデオを回しているのである。

かく言う僕もその一人であった。

教室に戻って、担任が一人一人に卒園証書を渡す。長男の担任は、昨年着任したばかりということもあり、涙・涙。一方、生徒はそんな事はおかまいなしに、いつも通り騒いでいた。まだ6歳の子供達だから仕方ないが、先生がちょっとかわいそうだった。
コメント
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