山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

せっかくのお悔やみオペラ、La Bohemeの追悼放送なら

2007年09月16日 17時14分36秒 | Weblog

9月17日(月)午前 9時50分~11時50分に放送される。放映は87年SF版でリ-ジョンフリ-もある。フレ-ニは今は手術したか、顔にしわがない。パヴァと同い年だから当時51歳になる。演技も歌もよく、没入していくと、この公演を重ねた中年の二人は見るものを落涙させる。これを見てオペラに興味が出た。今回は日本語訳放送だろうから録画しよう。フレ-ニ中心で見ればカラヤン映画が好きだ。手持ちはない、駅前の図書館にある。コケティシュな若いフレ-ニは魅力的だ。パヴァロッティからのものは、メトロポリタンものあるが、手持ちにない79年のスカラ座公演がいい。画像はこれ。テ-プも発売中止で入手できないが、YouTubeでハイライト計約80分ダウンした。これはスカラ経由でNHKが放送したから、マスタ-テ-プは日本にあるはずだ..。視聴者が収録したものを海賊会社のBelCantoがDVDで出したが歪が凄い。放送はこのスカラ版かと思ったが、残念。今度、放送して下さい。NHK様。

HMVのBelCanto盤の説明にはこうある以前にTV放映、大きな話題のクライバーの『ボエーム』。1979年の本拠地スカラ座での演奏は、肥大化していないパヴァロッティの軽快な演技と輝かしく圧倒的な声、コトルバシュのはかなく繊細な美しさに彩られたミミ、まだまだ妖艶だったルチア・ポップの魅力的なムゼッタ・・・・・・・・と適材適所の大物がズラリ揃っており、ゼッフィレッリの目の詰んだ演出と、クライバーのエネルギッシュでありながら陶酔的なまでの美感を追求した統率もあって、シアトリカルな感動の深さはかなりのもの。

コメント (1)
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