山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

オ-クション半額、定価でなくてよかった

2011年02月19日 11時27分52秒 | Weblog

ワレリー・ゲルギェフのツーランドットは二幕まで一気だった。演奏のテンポが早いから歌が消化不良??味わいがない。新国立の暴れた音と全く比べ物にならないが。テノールのカラフ役は声がこもり、高い声がでず裏返りそうになるが高い声はださない。Youtubeで聴いた声とはは衰えたのか不調だったのか全く別人のものだ。半ば引退気味を無理やり指揮者代役で引っ張ったのかも。リューは性格がない。タイトロールは強い声は2幕終わりの「氷のような姫君の心も」から半ば居眠りのなかで目が覚める。ワグナ-楽劇であるまいし、寒い都心まで出てきてうとうと眠るのは不味い。開場と開演と間違ってい早く来てしまって、寒空の寒風の中30分待ったのも、ホットした眠りの原因かもしれない。NHKホールでのオペラは向いていない。音響効果は落ちる。6月のメトロポリタンも豪華5人の出演者だが、もったいない。来月同日公演のマノン・レスコーの新国立はやはり音響抜群だ。そういえばカラフの衣装は遠目には相撲の行司に見えました。

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