山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

そいうえば記憶が甦る

2012年08月15日 07時00分33秒 | Weblog

昨日のブル-ベリ-狩りに来られなかった元職場の先輩が、3年前のブル-ベリ-狩りの時に、子供の頃の空襲や戦後の困窮生活の話をしていたのを思い出した。今日は終戦記念日、敗戦記念日は重光葵がミズ-リ-号で調印した9月2日。昨日までかって見た映像をNHKがシリ-ズで戦争証言放送をしていたのを録画してしみじみ見ていた。兵士の証言では、戦いをした者はそれを語らないものだとの話も聞けた。語っているのは、もはや他界した人が多いのだろうが、90歳を過ぎて、ようやく少し話す気になって涙を流しながら話していた。自分の親父も10年間、戦地に赴き北支からインドシナ、、スマトラと陸路は歩いた。帰国途中、船が空撃に遭うも同行船は沈む中、乗船の船だけ逃げおおせたという。機関銃の名手で、1週間八路軍に囲まれて、食るものもなく小便まで飲み、不眠不休で機関銃を撃ち、仲間と2人生残ったと晩年に聞いた。戦争の話はしなかったが、酒を飲むと一人突然興奮することがあり、つらいことがあったと思う。郷里の亡くなった先々代の住職はインパ-ルに赴いた数少ない生き残りで、何も話はしなかったが、無謀だったとそれだけは、家に月一のお経を唱えに来るときに、しばし聞いた。NHKの記録が映像で見られる。見たものは除いて、また兵士証言映像を見てみよう。

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