14日土曜日はオリンピック競技場予定地周辺を散策。地下鉄外苑前から階段を出てすぐのキラ－通りに、画像のワタリ美術館がある。建物の壁に貼られた写真画像が剥落して、顔が見えなくなってきている。ついで今年オリンピック開催のブラジル大使館前も見学した。住人が退去した霞ヶ丘団地と近隣ス－パ－が、廃墟となって工事が始まっていた。ブラジルも東京オリンピックも躓きが多い。オリンピックの仕切りは、ロス大会以降、実質的にメディア牽制ができる電通だ。不透明な送金でもめている。国会では文科大臣が電通の下で送金したと発言しているが、新聞、テレビではMX東京出演の上杉以外は同社の名前をふれているところがない。JOCの竹田会長は神輿の飾りだということが、昨日の国会参考人発言でよくわかる。電通を参考人で国会招致だろう。日本での国際スポ－ツに関しては、この四半世紀同社が握っているのは、各国の競技場の看板を見れば一目瞭然だ。スポ－ツをやらない人たちの商業主義でスポ－ツのマインドが、あのビルのように剥落していく。
