山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

高岡へ行ったら、タクシ-は呼ばないと来ないよ

2018年07月14日 14時02分50秒 | Weblog

それは、前日の姉の言葉。高岡は富山県の前田家の所領で重要な財布。豊かな米蔵。話す方言や料理もほぼ金沢と同じだ。金沢出身者の先祖をたぐれば、すぐに高岡へのかかわりが出る。▼朝に金沢駅から高岡行の高速バスに乗車して、終点の「高岡駅」一つ手前の「瑞龍寺入口」で下車した。まだ午前とは言え、夏の日差しが強く、瑞龍寺までの参道は一気に汗ばんだ。国宝となっている本堂の建築構造は、随所に目を見張るものがある。寺内の山門からの回廊と取り囲む芝の緑で、気持ちが安らぐ。▼2時間ほど過ごして、タクシ-で、金屋町へ。子供の頃の金沢を彷彿させる町並みは、明治・大正そのものなのだろう。▼ここから歩いて土蔵群で有名な山町筋へ。お目当ては赤レンガの銀行のビルでなく、地元信用金庫が新社屋を土蔵風の低層ビル。赤レンガの斜め向かいにあった。東京の林立するガラス張りの金太郎飴的なビルにうんざりして者には、やはり斬新だった。▼付近をぶらぶらして、小学生時代に親父に連れられた大仏へ参拝して高岡駅へ。途中、金沢のデパ-ト大和の高岡店があるが、風前の灯か。高岡駅は新幹線駅と切り離されて、第三セクタ-運営。北陸にはなくてはならない鉄道だろう。さて途中、タクシ-を一台だけ見かけた以外・・・・姉の言うとおりだった。駅の一つ手前からチンチン電車に乗車はサンフランシスコ以来のものだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする