皇后さまが蚕に桑の葉を与えている報道を見た。そういえば、戦車道路にある桑の実が歩道に落ちて、紫色に染まる。▼今月は風が強い月と感じたのは、コロナを避けて、これまでに比べれば引き篭もりの戦車道路散歩だけみたいな生活だったからか。体操をしている展望台が風が強い印象が残っているからか。▼連休ゴルフは、大凡風のないことはなかった。それが続いている感じだ。ゴルフはコロナもあるが、狭心症に悩まされているのもあるのか、声がかからない。▼薫風も終わり、来週から梅雨の夏だ。コロナもあって、鬱っぽくなるのか。▼法事で良く聴かされる一節がある。頭からは少し覚えているが、中ほどから判らぬのでググってみた。されば朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちに閉ぢ、ひとつの息ながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを失ひぬるときは、六親眷属あつまりてなげきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。 『御文章(八代・蓮如上人)』。都知事はウイズ・コロナとか云うが、所詮、人が入らぬところで、ウイルスが棲み分けていたところに、人が立ち入ってWITHINになってしまった。無情の風が、6月はどうか。
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