山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

結局、文太さんの思いとは違っていく

2023年01月14日 12時54分43秒 | Weblog

彼は命途絶える前に、東京に出て来た。次を訴えて、活動した。その要旨は簡単だが、現状は遠く難しい。嫌な時代に入った。タモリじゃないが、新しい戦前になってくる。

 

政治の役割は 国民を飢えさせないこと

そして絶対戦争をしないことだ。

コロナが世界をスキャンした。前世紀に固定しかけた領土への執着など思わぬものが、はっきりした。これからやってくる危機は、食いものと力に有無を言わせぬ世界だ。同時に日本の敵は中国と明確に謳われてしまった。▼九州から台湾近くまでの島々には中国に向けてのミサイルが配備、中国大陸から見て、ミサイルの首飾りがほぼ完成している。喉元に匕首を突き付けた状態になっている。ことあらば、米軍沖縄司令塔はグアムに下がり、海兵隊が遊撃隊として始動する。▼沖縄在住の元大手新聞記者の言う通りの展開となっている。▼戦争が始まれば、実質海上封鎖で、食料自給力のない日本は飢餓が待ったなし。▼年末に元の職場の先輩が逝去した。思い出のひとつに、病気で動けぬから、戦争法案に反対する自分に国会デモに俺の分まで行ってくれというのがあった。思い返せば、ここが憲法違反の戦争体制への分水嶺だった。

第189回国会 請願の要旨

新件番号 2441 件名 安保関連法案(戦争法案)の速やかな廃案に関する請願
要旨  安倍晋三内閣は、二〇一五年五月十四日、多くの人々の反対の声を押し切って、自衛隊法など既存十法を一括して改正する「平和安全法制整備法案」と新設の「国際平和支援法案」を閣議決定し、十五日国会に提出した。この二つの法案は、これまで政府が憲法第九条の下では違憲としてきた集団的自衛権の行使を可能にし、米軍などが起こした戦争に自衛隊が地理的限定なく参加するなど、憲法第九条をかつてなく破壊するものであり、まさしく戦争法案と呼ばれるべき内容である。しかも安倍内閣は、四月二十七日に現行安保条約の枠組みをも超えるグローバルな日米同盟をうたう新たな日米防衛協力の指針(ガイドライン)を取り交わし、二十九日の安倍首相による米国両院議員の前での演説では法案の今夏中の制定を約束するなど、国民主権を踏みにじり、国権の最高機関たる国会の審議をないがしろにする形で強引に法制化を進めようとしている。日本国憲法は、過去の悲惨な侵略戦争と軍国主義の政治を反省し、平和と民主主義を願う人々の切実な声を基礎にして生まれた。憲法第九条を破壊し、国民主権、議会制民主主義もないがしろにする法案を絶対に認めることはできない。あわせて、明文改憲に反対し、平和憲法を守り、いかすことを強く求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、安保関連法案(戦争法案)を速やかに廃案にすること。

 

 

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