街中はクリスマス一色のなか、お歳暮セ-ルなどあり、一気に歳末に向かう。画像は日本橋高島屋一階正面の白くまくん。気持ちよさそうに親子で睡眠中。年の瀬がやって来る頃、虎の門病院分院で腹腔鏡手術を受けた。大事をとった3泊4日の入院で術後の翌日午後には歩いていた。股関節付近の下腹のいやな感じがなくなり、これから気持ちよく動けそう。手術はお臍へとその左右に5ミリの穴をあけて、腸を腹壁に戻してネットを貼るものだった。全身麻酔が覚めて、手術室を出るときに、仲の良かった亡きゴルフ親父の店が出てきて、酒飲むような夢を見ていた。あの世に呼ばれるような手術でないので、逃げることができたか。退院の時、車椅子の高齢者が3人の男女の患者を見た。ふと、気になって滅入った。これからの15-20年の間は大量の死者が出る。よく墓をどうするかという問題はよくあるが、墓にたどり着くまでの問題の方が大きい。今や病気入院でも、長期に入院はあり得ないことになっている。入退院も繰り返せない。終末の時に病院にいるかどうかは地域によって差もあるが病院に入れず、子供がいても、看取る人なく自宅で死ぬケ-スが増えると思う。温暖化にあえぐ白くまくんと同じで安穏が待っているわけでなさそうだ。
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