大学を卒業、就職した年に初来日してコンサ-トを厚生年金会館で開催した。その頃はトンと知るわけでもないし、仕事に追いかけられる毎日だった。当時のNHKが収録した映像がアメリカの海賊会社でボロボロ映像になって発売されている。彼のもう夕陽の時代だが衰えは感じない歌唱、聴衆は熱狂している。多分、これまで聴いたことがない声量と美声、技巧だからなんだろう。今日はYUTUBEのサイトからいくつかピックアップ。泣くなリュウ-(ツ-ランドットからアメリカTV ファイア-スト-ン提供音楽番組)始めに指揮者ニコラ レショ-ニョがコメントをしている。彼は生来素晴らしい声を備わったハリウッド映画俳優のような奴だが、神経質で繊細、そして舞台に上がる前には極度の緊張で悩んでいたという。ついで登場はその時代イタリアでは絶大な人気のソプラノ、マグダ オリビエロがツ-ランドットで横に立ってうっとりととか言ってるらしい。
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YUTUBEのコレッリのとくにシェニエは欲しい位のDVだねえ。おまけにかなりクリアだしねえ。シェニエの衣装も舞台もフランス革命前夜の様子を写したもののようだ。やはり時代背景が良く解るのでこのような舞台・衣装が好ましいと思う。
拡大&考えすぎ解釈による現代演出も絶対に悪いとは言わないが、演出や舞台装置はやはり作品の背景となる時代を感じさせるものが良い。
オペラは音楽や歌が重要なのだから基本的にはその訴えるところの趣旨に沿った&歌手が歌い易い&指揮者が指揮をしやすい演出・舞台にすべきだろう。最近は演出家の自己主張が強すぎて歌手や演奏家の個性を生かせない不可解な演出・衣装・舞台が多過ぎるような気がする。
総合芸術には総監督も必要だとは思うが、演出家は独裁者であってはならない。