
光景が鮮やかに、少年時代の記憶を甦らせてくれた。常盤橋に至る川沿いの道の家並みは昔との時間のつながりを持たせてくれた。常盤橋の袂の小さな森の中に「ごり」料理のごりやがある。元気なら管理人と同じ世代の方がオ-ナ-のはずだ。明治生まれの親父は元気な頃よく出入りしていたのを覚えている。ごりが好みでもなく、ただの酒飲みで、今の時代のように他に店があまりなかっただろう。ごりは美味しいと思ったことはないが。写真はごりやの裏の高台から撮影。上薬がきいた瓦屋根が見える。実は、この撮影場所の上に、中学生時代にお世話になった恩師の家が・・・・・結婚式以来お会いせずに写真だけを撮って帰る管理人の非情さを自ら悲嘆し、先生が健在なうちに、来月旧盆の同窓会には手土産もって伺うことを心に誓った。
から揚げもはぜなんかの方が美味いと思うし値段も安い。江戸川に行けばつれるからタダだ。
でも今思い出したけど過ごし焦げ目に焼き上げたごり酒は美味いと思ったねえ。
ってことは微妙な味の違いの判らないタダの酒飲みってことかもねえ。