新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

仙台遠征で思ったこと

2021-06-05 14:23:01 | MISIA/旅行記

一昨日の正午に別邸を出発して、昨夜遅くまでの1日半仙台に遠征してきました。
目的は、もちろん、「MISIA星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」仙台 2 days
昨年11月26日に予定されていた盛岡公演と、一日おいて、仙台 2 daysチケットgetして、この3公演をハシゴするつもりだったのが、コロナ禍のせいで延期され、ようやくこの日にたどり着きました。
もともとは、土日に開催されるはずだった仙台 2 daysが、平日の木金に振り替えられて、困ってしまった人たちが多かったはずなんですが、それでも知り合いがいたという…

   

まずは、例によって、2日間の旅程から。

【初日:6月3日(木)】
別邸⇒最寄りのバス停路線バス秋田駅新幹線仙台駅⇒徒歩ホテル⇒徒歩仙台サンプラザホール(MISIA星空のライヴ)⇒徒歩ホテル

【2日目:6月4日(金)】
ホテル⇒徒歩仙台駅地下鉄東西線国際センター駅⇒徒歩仙台市博物館(仙台市博物館開館60周年記念祭「たっぷり わくわく 名品尽し」)⇒徒歩国際センター駅地下鉄東西線仙台駅東北本線国府多賀城駅東北歴史博物館(デンマーク・デザイン展)⇒東北本線仙台駅マチナカぶらぶら歩きあおば通駅仙石線榴ヶ岡駅仙台サンプラザホール(MISIA星空のライヴ)⇒徒歩(速歩)⇒仙台駅新幹線秋田駅羽越本線別邸最寄り駅⇒徒歩別邸

2日目は、朝から天気予報どおり風雨が強く東北本線遅延が発生するなど、旅行にはそぐわない天候になりましたが、それでもなんとか観光めいたことはできたし、なによりも、MISIA両日とも(ここ数年ずっとだけど)素晴らしかった
おかげで、1日半ぶり別邸に帰ってきたときは、何日も出かけていたような気分になったくらい、濃密な遠征になりました。

   

ところで、出発の前日視たNHK「花子とアン」(再放送)関東大震災が発生して、出発当日朝NHK「おかえりモネ」では、主人公のモネが仙台のジャズ喫茶2011年3月11日 2:46PMを迎えるという怒濤の展開になっていました。
そして、私がよりによって仙台のホテルで視ていた昨日の「おかえりモネ」では、モネが強烈ひとことを発しました。

音楽なんて、何の役にも立たないよ。

東日本大震災のあと、鎮魂という意味に加えていろいろバタバタもあったことで、被災地はもとより、日本中が喪に服するというか、エンタテインメントを忌避する空気がありましたっけ…。

ましてやモネの場合、震災直後からしばらく島に戻れず、その間、友人たちや妹が被災者たちのサポートに汗を流していたという負い目無力感があるし、まだ高1の若さだし、震災から半年も経っていないし、やむを得ないひとことだったと思います。
確かに、音楽アートなどエンターテインメントは、衣食住という面では何の役にも立ちません

一方、飲食店すら新型コロナウイルス感染症蔓延元凶とされる現在のコロナ禍でも、エンターテインメント不要不急かつ、人流を引き起こす厄介者と捉えられがちです。

でも、でも…。

コロナ禍で人々が鬱々としている今みたいなときこそ、エンターテインメントが必要でしょう。
MISIAがしばしば口にする「音楽は心のビタミン」、ホントにそうだよなぁと思います。
全身に振動として伝わってくる生の音、歓声はないけれど場内に響き渡る拍手、そして、なによりも、全身をつつみ込み体の奥底まで染み込んでくるようなMISIAの歌声

このご時世、「無観客の配信」という手段もあるでしょうけれど、聴く側にとっても、出演者にとっても、「有観客」でしか伝わらないものがあります。
去年のNHK「ライブ・エール」「あなたにスマイル:)」を歌い終えた直後に見せたMISIA憂い顔と、ライヴでのMISIAの満面の笑みの違いたるや です。

私の「MISIA星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」は、今月末の熊本公演。こちらも楽しみです。修復なった熊本城天守にも登城する予定ですし。

きのうの仙台市博物館東北歴史博物館を見物したお話は別の記事にします。

コメント (4)
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