優しさに涙

今回のインフルエンザは
体ももちろん辛かったけど
もっと辛かったのは
主人の酒の席が毎日深夜になり
朝はさっさと仕事に行ってしまうので
言葉を交わすこともなく
ただただ長い時間をひとりで過ごしていました。

1週間過ぎて熱が下がったとき
両親の顔が見たくなって車を走らせました。

・・・・・

90歳と85歳の老夫婦。
母が出来ないことは父が
父が出来ないことは母が
助け合って穏やかにくらしています。

昨日も主人は帰りが遅くなるというので
両親の元へ。
何もないけどあるものでと
昔ながらのしょうゆ味のお好み焼きを
ストーブで焼いてくれました。



親子3人ストーブを囲んで
いろいろ話をしながら食べると
こんなものでもご馳走のように
おいしく感じました。
昔の食卓のなつかしさと
両親の優しい言葉に涙を堪えるのに必死でした。

最後にはいいと言うのに
私と主人の朝食用にと２枚余分に焼いて
もたせてくれました。

・・・・・

夜7時過ぎた頃、実家を出ましたが
我慢していた涙が一気に溢れ
涙で信号が見えなくなり危なかったです。

両親には1日でも長く元気でいてほしいです。