けど2007年の9月11日、私は季節の変化を感じることのない
室温27度に保たれた無菌室からじっとただ空を見て待っていました。
担当医から移植の日は9月11日と聞いたとき
一瞬「エエッ!」って思ったけど
私にとっては世にいう9.11とは違う生涯忘れられない日です。
早朝からドクターが関東へドナーさんの骨髄を受け取りに出発
私のもとに届いたのが午後3時すぎ
4時からその夜10時まで6時間かかって
私の中にドナーさんの骨髄液が落とされました。
骨髄移植は手術ではなく点滴です。
私に骨髄を提供してくださった方
あの後、お体は大丈夫でしたか。
あなたも忘れないためにこの日を選んだのではないかという気がしています。
私はこんなに元気になりました。
本当にありがとうございました。
もう一つ、今日はうれしいことがありました。
同じ病室で翌年の9月11日に移植をしたEちゃんから
元気にしているというメールが来ました。
よかった!
今日はうれしい二人の記念日です。
6時間は長いですね…
僕は1時間位とあっけない移植でした。
一年一年これからも元気に過ごしていけるといいですね!
maomaoさんからうれしいコメント、ハッピーバスデーです。
私の場合、担当看護士の方も移植は初めてで私以上に緊張されていました。
すごくゆっくり落としていたようです。
夜だったので、家族は帰ってもらい私ひとりだったのですが、途中トラブルもあって
こんなにかかってしまいました。
冷や冷やものでした。
maomaoさんは順調だったのですね。
3年と言うのは私の中では一区切りでした。
無事に迎えられてうれしいです。
また次の区切りまでがんばろうと思います。
骨髄移植は点滴なんですね。知りませんでした。
このまま持続されるよう祈っています。
骨髄移植そのものは苦痛はないのですが、その前に私の白血球を限りなくゼロにしておいて、そこに新たなドナーさんの異物がはいってくるわけですから、その戦いはすさまじいものがあります。
そういう意味で骨髄移植は「諸刃の剣」の選択です。