92歳の父とと87歳の母と私で
久しぶりにランチしました。
父は元気ですが、歩くことが億劫になってます。
足が上がらず、すり足です。
母は昨年、今年と両ひざの
人工置換手術を受け、シルバーカーを
押して歩いています。
いつもは約束の時間より早めに来るのですが
歩くのにだんだん時間がかかるようになりました。
私が車で迎えに行くと言っても
歩かないと歩けなくなるからと
父と寄り添ってゆっくりやって来ました。
3人それぞれ、違ったものをとりました。
あれだけおしゃべりで冗談好きだった父が黙って食べています。
耳が遠くなって私と母の会話は
全く聞き取れないようです。
すっかり出不精になってしまった父を
母が時々、こうして連れ出します。
私と食事したことをうれしかったと
別れ際に何度も繰り返します。
父は仕事が忙しく家庭的でもなく
一緒に旅行に行った思い出もないのですが
それでも。。。
大好きな竹内まりやさんの「いのちの歌」
を聴いていると
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう
両親に対する感謝の気持ちが今になって
ふつふつと湧いてきます。
いつまでもこの穏やかな日々の中に
私も居れますように。