2016年4月20日撮影
平成5年(1993)12月1日発行の「財界にいがた 12月号」に、二つの新潟ロシア村の記事が載っています。 本が入手でき、関心のある方はお読みください。よく調査されている記事だと思い紹介しました。
第1部の概略は、新潟ロシア村の入場者数が順調だということ。10月23,24日の土日には月岡温泉の宿泊客が大挙来て、2日間で4千人が入場したこと。 新潟ロシア村完成に力を発揮した新潟中央銀行の頭取のこと。 頭取は資源が無尽蔵にあるソ連が投資には魅力的な相手だと語っていたこと。
頭取の銀行営業戦略で他の地銀と違う典型例が東京支社で、東京の3店舗がどれも採算ベースに乗っている、その店舗の中には3階だか4階に位置する「空中店舗」があること。 (この店は預金はほとんど無く、貸出オンリーとのこと)
頭取は「超」の字がつくワンマンで側近はイエスマンばかり。 財界筋の一人は「ロシア村設立の最大の狙いは、資金を集めてケイマンゴルフの穴を埋めること。純粋な日露交流の動機で新潟ロシア村を始めたのでない」と。
この本を買って読んだときは、すごいことを書いているなぁと思いました。 でも、今 読み返すと正しい記事だと思います。