エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

振り子が振り切れがちなルター

2015-12-16 09:05:02 | アイデンティティの根源

 

 

 
ここからの希望
  自民党が「圧勝」。残念です。 これだけ横暴なことをしていてても、自分が直接「被害者」にならない限り、NOといえない平均的日本人。利益誘導されちゃう。 ...
 

 ルターにとって、うつ病は、創造の病でしたね。

 Young Man Luther 『青年ルター』p.246の、第1パラグラフの、下から10行目途中より。

 

 

 

 

ルターがローマ教皇に対してウンコを投げつけるように攻撃したのは、明らかに強迫的でした。ルターが指導者と呼ばれるに値するものになった時、ルターは、(訳注:時のローマ教皇)ファルネーゼと言う苗字をから、「フェびり腰」と言う言葉を作ったり、ローマカトリックを、悪魔の子を産むケツにした木版画をつくったりしました。

 

 

 

 

 ルターは権威を否定するのに、非常に下品な言葉を使いましたね。それは、無意識裡に自分を抑え込んできたことの反動でした。ですから、振り子が降りキレる嫌いがありました。これも一種の無意識の暴力のなせる業なんですね。

 

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