精神分析の訓練されたセラピストは、いつでも何度でも、関係性を見て生きます。人間を見て生きます。それはワンダーフルな人生の始まりです。
The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p99の、8行目途中から。
しかしながら、同時に、新たに、自分が生きていく上での気付きであると同時に、歴史上の気付きであるのは、この関係性を見ていく見方を、現代人の倫理にまとめ上げたいと願うことです。すなわち、関係性を見ていく見方は、癒しの流れとして、玄人はだしの仕事に、シッカリとしていっているのか?あるいは、関係する様々な領域、たとえば、社会学、政治学、のいろんな仕事が、日常生活に対する内省に次第になっているのか? が問われているんですね。
実に壮大にして、射程の長い視点でしょ。関係性を見る見方というものは! 心理学だけではなくて、政治学や社会学も、この視点で見ていくとき、現代人の倫理を形作るものとなります。いまどきのニッポンのウソとゴマカシだらけの現実と、それを追認してばかりの社会学、政治学ばかり見せられていると、信じがたいことかもしれせんけれども、関係性を見ていく見方には、倫理と結びついた視点が強烈にあります。それは現代の礼拝、毎日の生活を礼拝にする視点なんですね。
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